正しいことを「ダメ!」と言わなければならない訳 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

最近、公園へ行くと、歩きたがらないピピウ。

以前は一時間以上走り回っていたのに…。


考えられるのは…

その1

いつも同じ公園で飽きた?


その2

私がいつも「ダメ」って言うから?




その2には「ダメ」って言う理由があります。

公園ね…よくゴミが落ちてるんですよ。

残念な話ですが、どこの公園もけっこう落ちてる。



家ではピピウに最近"お片付け"を教えていて、一緒に落ちてるおもちゃをおもちゃ箱に入れるんです。
最近はそれを思い出すのか?公園に落ちている石や葉っぱ、枝を拾ってゴミ箱に入れるようになりました。
石や枝ならいいんですが、落ちている本当のゴミを拾おうとするんです。

ゴミを拾ってゴミ箱に入れるのは正しい事です。

でも、汚い。



汚いという判断はまだできないし、今でも時々手を口に入れます。

なので「それ拾っちゃダメ!」「触っちゃダメ!」と言わざるを得ないんです。

正しいことを「ダメ」と言わないといけないのは残念なことです。

そう言っているうちに、ピピウの機嫌が悪くなって"抱っこ!"と両手を伸ばしてくるのです。


ちょっとこれはかわいそうだなぁと思ってまして、ダンナにも話していました。


今日の夕方、仕事を少し早めに切り上げたダンナが、
「よし、ピピウのストレス発散にモンテ・セナーリオへ行こう!」
と、急遽フィレンツェ郊外の山の上にある修道院へ涼みに行くことに。


フィレンツェは30度あったんですが、モンテ・セナーリオは23度でした。




ここへ来たのは3年振りくらいでしょうか。

小さな修道院。

こんなに綺麗だったことも忘れていました。





涼しいし、ゴミは落ちていないし、いるのは神父さん、シスター、巡礼中の信者、涼みに来た地元のお年寄り。

境界の敷地は壁と柵で囲まれていますし、車も通らないので安全。

ここなら思いっきり走れるよ、ピピウ!





色々な物に興味を持って、走り回っていました。

お年寄りにも相手してもらってご満悦のピピウ。


バッボ(トスカーナ弁でパパの意)と一緒に教会まで階段も登ったね。




帰りは「帰りたくなーい!」と駄々をこねたピピウでした😅



私の車が来たら、時々涼みにピピウとここまで来るかなぁ…。


美しい景色、美しい建物、きれいな空気の中でピピウを遊ばせてやれるのは私も嬉しいです。




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