長期海外在住者なら一度はそう思うのかも…。 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

どなたかのブログをリブログするのは初めてかもしれません。

ローマ在住のカンポさんの記事に激しく共感したので、リブログさせていただきます。
(カンポさん、勝手にすみません。)



私はダンナと結婚して、イタリアに住んでいる事を後悔していません。

でも、日本に帰国するたびに両親に会って「年取ったな…。」と感じるの切ないです。

父が病気をした時、すぐに会いに行けなかったのは本当に辛かったです。


せめて日本国内だったら…。
せめてもっと近いアジアの国だったら…。
そう思わずにはいられませんでした。
(日本国内でも、日本に近いアジアの国でも、実際はそう簡単に里帰りできないのは知ってるんですけどね。)


カンポさんが書かれているとおり、20代の時は自分の親が年を取ると言うことが想像できなかったんですよね。

当たり前の事で、分かっているつもりではいるのだけれど…今から思えば、やっぱり分かっていなかったのだと思います。

人は誰しも年を取る。

どうしてそんな当然のことを当時は想像できなかったのか。

もし、10年前にそのことがリアルに想像できていれば、10年前ではなく今ダンナにプロポーズされたとしたら…私もダンナと結婚できなかったかも…?

それは今となってはわかりませんが、当時よりも国際結婚を躊躇しただろうなとは思います。


結婚した時と今とでは、日本とイタリアの距離が自分の中で随分変わってきました。

10年前よりも日本がとても遠く感じるようになりました。

それは、この10年間のうちに私にとって大切なものが、日本から遠く離れたここイタリアにたくさんできたからということもあると思います。

だから、全てをほったらかしにして急遽何週間も日本へ帰るということが今はできません。


日本の家族も、イタリアの家族も大切だからこそ感じる罪悪感。


「どうしてこんなに遠くまで来てしまったんだろう。」

長期海外在住者なら、一度は思うことかもしれませんね。



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