S家の新たな伝説 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

 

 

私の家族は昔からちょっとおかしい。

 

 

友達の話を聞いていて、

 

「あ、私の家族はちょっとよそと違うかも…。」

 

と幼いながらに気づいたのはいつのことだったか。

 

 

 

その中でも飛びぬけておかしいのはである。

 

 

私がFecebookに投稿するといつもなにかコメントを残す兄。

 

そのコメントというのが的を得ているというかなんというか…おもろいことを書くので、私のFacebookを見ている人は私の投稿よりも私の投稿に書かれる兄のコメントを楽しみにしている人がそこそこいる汗

 

もちろん、おかしい兄と10数年連れ添っている義姉と、おかしい兄に育てられた3人の娘たちもなかなかおかしい。

 

そんなおかしい家族は私が日本に帰国した際には家族総出で「おもてなし」をしてくれる。

 

今年もそのおもてなしはすごかった。

 

いろいろしてもらったおもてなしだけれど、S家の新たな伝説になるだろうおもてなしだったのが…

 

 

 

 

流しそうめん。

 

 

 

 

 

 

お盆。

 

兄の家から花火が見えるので、みんなで兄の家でBBQをして花火を見ようということになった。

 

子供もいるので、庭で普通のBBQだけでなく、流しそうめんをしようということになった。

 

「シェコのダンナも流しそうめんは見たことないだろう!」と。

 

 

義姉のお父さんと弟さんがわざわざ竹を取りに行って、半分に割り、節を取り除いて、やすりまでかけてくれたらしい。

しかも、そんな大仕事をしてくださった義姉方のご家族はBBQ&流しそうめんに不参加だったから申し訳ない汗

 

 

 

 

本物の竹を使った流しそうめん!

 

私も小学生以来かも。

 

ダンナにいたっては「そうめん」は分かっても「流しそうめん」とは何かなんてもちろん知らない。初体験!

 

 

 

 

ところが…

 

 

 

 

当日、

 

 

 

 

警報がでるくらいの大雨滝汗

 

どんだけツイてへんのー。

 

呪われてるのとちゃう?

 

 

 

 

 

 

もちろん、外でできるような状況ではない。

 

 

 

 

夕方になってもやまない雨。

 

 

 

でも、兄から中止の連絡もないので、とりあえず両親とダンナと兄の家へ。

 

 

 

兄の家に着き、最後の最後まで外でできないか待ってみるが…

 

土砂降りのやまない雨。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで、兄は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし!家の中で流しそうめんするぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

意地でもするんかい!?真顔

 

どーしてもしたかったんやね。

 

 

 

 

 

 

 

まさか、まさかの、

 

屋内流しそうめん。

 

 

 

 

 

刑事もののドラマの犯罪現場に出てきそうな青ビニールシートとピクニックシートをキッチンからリビングにかけて敷いて、キッチンのテーブルを使って竹に傾斜をつくる。

 

竹の上先端、テーブルの上には、この流しそうめんをするために買ったという20リットルのタンクに入った水。

 

竹の下先端にはバケツ。このバケツに竹を固定するのがなかなか難しかった。

 

 

S家総出、みんなジャージ姿でどうやったら竹がバケツに固定できるか議論。

 

意外や意外、流しそうめん初体験のイタリア人ダンナの案が採用された。

 

 

 

 

 

そして、完成した流しそうめんセット(屋内)。

 

 

 

 

もう、一般家庭とは思えない。

 

 

何がしたいのか分からない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タンクの栓を開いてみる…

 

 

水が無事流れる!

 

 

 

 

と、いうわけで、屋内流しそうめん開始!

 

 

 

けっこうスムーズに流れます。

 

 

 

本当に流しそうめん!

 

 

 

 

それにしても…

 

 

 

 

 

異様な風景。

 

 

 

途中、20リットルの水のタンクがテーブルから転げ落ちるというハプニングがあったものの、無事、流しそうめんを楽しめたS家であった。

 

 

ちなみに、そうめんは食べたけれど…メインはホットプレートでした焼肉。

 

流しそうめんは雰囲気やね、雰囲気。

 

 

 

 

 

 

 

 

家の中で流しそうめんをして分かったこと…

 

 

 

改良の余地はあれど、

 

 

 

家の中で流しそうめんはできる!

 

為せば成る。

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ、

 

 

普通にそうめん食えよ…

 

 

 

って、たぶん、みんな思ってたけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

家族一丸となり食べた流しそうめんは、流しそうめん以上の価値があったことは間違いない。

 

 

 

 

夏のファミリーイベントに少しマンネリを感じているみなさん、来年の夏あたり流しそうめんはいかがでしょう?

 

特に家の中でやると、家族が更に一つになれること間違いなしですウインク

 

 

 

*イタリア人のダンナには普通、家の中でするものではないことは説明済みです。

 

 

 

 

 

 

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