少し前に、日本は空前の猫ブームだと聞きましたが、それは現在でも続いているのでしょうか?
そのブームの影響かどうかは分かりませんが、我が家のKUROの写真を載せたとき、「イタリアの猫事情が気になります」といったコメントをこれまでにいただいたことがあります。
コメント、ありがとうございます。
正直、私もイタリアの猫事情に詳しいわけではありませんが、私の知る限りの猫事情@フィレンツェをお伝えしたいと思います。
イタリア人
基本的に子供と動物に優しい人種だと思います。
犬派、猫派はありますが、動物好きの人が多いし、ペットを飼っている人も日本よりかなり多いと思います。
住宅事情
ほとんどのマンションがペット可です。
ペット禁止のマンションというのを私は聞いたことがありません。
(マンションの規則でペット禁止にしているところも無いとは言い切れませんが。)
なので、マンション住まい、それが賃貸マンションでも犬や猫を飼っている人は多いです。
野良猫はイタリアにはいない?
ときどき、「イタリア旅行で野良猫を見かけなかった。」というコメントをいただきますが、確かにイタリアの大きな都市では野良猫はなかなか見かけません。
私の場合、イタリアでも田舎へ行けば野良猫を見かけたことがあります。
だから、イタリアには野良猫がいないわけではありません。
野良猫たちはどうなるの?
フィレンツェ郊外には野良犬や野良猫を保護しているボランティア団体の施設があります。
そこで多くの犬や猫が保護されている他、里親探しもされているようです。
また、私の知るその施設では、「犬を飼うことはできないけど、犬たちと触れ合いたい!」という人たちのために(そしてもちろん犬のために)、その施設の敷地内で犬と遊んだり、散歩させてあげたりと犬と触れ合う機会を設けているようです。
こうした団体がいくつかあるようです。
日本よりも厳しいペットに関するイタリアの法律
イタリアでは日本よりも動物愛護に関する法律が厳しいようです。
虐待に値する行為を行えば罰金刑があるようです。
また、イタリアでは、日本のペットショップのように、狭い空間に犬や猫を閉じ込めて、ショーウィンドーに飾るというのは動物虐待となり、禁止されています。
これは私の意見ですが、イタリア人はペットのいる生活に慣れている人が多いような気がします。
日常に犬や猫がいるのが当たり前と考える人が多いと、それだけ犬や猫も住みやすい環境が生まれるのではないでしょうか。
捨て猫や捨て犬はイタリアにだって残念ながらいます。
ファッション感覚で犬や猫を飼う人もいます。
でも、日本よりはそういった人たちは数的には少ないように思います。
でも、日本にしろ、イタリアにしろ、どこの国にしろ、命は衝動買い(衝動飼い)してはいけないというのは確かですね。
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