ブログネタ：人前でハグできる？
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まぁ、できると言えば、できるよね。
イタリアではそれ、親しい仲の人とは挨拶でもありますから。
イタリアでは挨拶の際、ハグやキスをすることがあります。
でも、勘違いしてはいけないのは、イタリア人だからといって、
誰にでも挨拶でハグやキスをするわけではありません。
基本的に、ハグやキスといった挨拶をするのは、家族や親しい友達にだけです。
そんなに親しくなくても、何度かあったことがあるとか、初対面でもすごい意気投合した場合は別ですけが。
そうでなければイタリア人でも「握手」というのが一般的な挨拶の仕方です。
そして、挨拶の「キス」といいますが、もちろん、口にするわけではありません。
ほっぺにするわけですが、「キス」といっても、お互いの頬と頬を合わせて、
音だけ“チュッ”と口でするだけで、別に唇を頬に押し付けるわけではありません。
だから実際は日本人が想像するような“キス”とはちょっと違っていると思います。
少女漫画に出てきそうな、女性の手を取って手の甲に男性がキスをする挨拶。
私の経験上、キザな（でも上品な）年配の方何人かにされたことがありますが、
あれも、手の甲に唇を近づけるだけであって、
実際には手の甲にキスをしているわけでなないのです。
ハグだって、喜びをともに分かち合うときにするもので、やたらめったらするものでもありません。
だから、イタリア人だからと言っていきなり唇を押し付けるキスをしてきたり、
やたらハグやボディータッチが多い場合は、
気を付けて下さい
それ、きっと下心アリです。
そりゃ、日本人よりはボディータッチは多いですが、
初対面や、あまり親しい仲ではない場合、良識あるイタリア人はそんなにべたべた触ってきません。
あと、挨拶のほっぺにキスは国によって回数が異なるようです。
イタリアでは左右の頬に一回ずつ。だから計二回チュッチュッ。
他の国では一回だったり、または三回だったりするようです。
そして、同じイタリア国内でも、北イタリアと南イタリアとではずいぶん違うようです。
南イタリアの人のほうが、挨拶のハグやキスをすることが多いとか。
それに比べ、北イタリアの人は少しドライなようで、ハグやキスなどの挨拶はするけど控えめのようです。
日本人としては他人とハグやキスをする距離まで近づくというのは、不慣れなことですよね。
私も未だに慣れてません。笑
人前でのハグは、ここがイタリアで、相手がイタリア人だからできるのかもしれません。
私が日本で両手を広げて日本人の友達や家族に近づいたら…
拒否られるような気がする…
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