少し前に日本人のお友達たちと話していたこと。
外食の際、日本では一つのお皿の料理をみんなで分けて食べることがありますよね。
居酒屋でもそれぞれが食べたいものを注文するのではなく、みんなで食べるためにみんなの意向も伺いながら注文しますよね。
で、みんなで分けて食べる。
あと、特に日本人女性に多いと思うのですが、それぞれが注文した一人分の料理を、いろんな味を試したいからという理由で、分けて食べたり、ローテーション方式でお皿を回して食べたりしますよね。
最近、それに…どうも違和感を感じるんです。
他の人と分けて食べるのが下手になってきているのかもしれません。
イタリアでは前菜からデザートまで、それぞれが自分の食べたいものを注文し、自分の注文した物を食べます。基本的に一つのお皿の料理をみんなで分けて食べるってことはありません。
エレガントなレストランではNGです。
それに慣れてしまったからか、分ける場合、どれだけ自分が取っていいのか分らなくなってきてるような…。
自分用のお皿に料理が盛り付けられていないと、食べ辛いんです。
何人前かの料理が大皿にどーんと盛られていて、それをよそって食べるのはまだマシなんですが、例えば、一人分の料理を2人とかで分ける場合、皿に乗ってる食べ物が奇数だったらどうします?半分にできなかったらどうします?分けにくいでしょ?
「美味しそうだから、少し味見させて~」程度ならまだいいんですが(それもレストランでは基本的にマナー違反ですが)、一人分の料理を分けるってなんだか苦手になってきてます。
理想形はイタリア料理のように、それぞれ食べたい料理を注文して、自分用に運ばれてくるお料理を食べる…ですね。
大皿から小皿に取り分ける場合は、できることなら誰かが私のために取り分けてほしいです。料理を小皿に取り分けるって、実はけっこうテクニック要りませんか?
日本に住んでたころは、そんなこと考えもしなかったんですけどね。
いろいろな料理を少しずつ味見するのが好きだったんですけどね。
ちなみに、日本へ行ったイタリア人は、一つのお皿の料理をみんなで分けて食べるという概念がないので、居酒屋へ行っても自分の食べたいものを注文し、自分が注文した物は他人と分けず一人で食べるので、日本人からするとちょっとカンジが悪い人みたいになっちゃうとか…。
まぁ、今となってはそのイタリア人の気持ちも分らないでもないという…。
ちょっとイタリア人化してきてるかもと思うことでした。
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