イタリア男、紳士的振る舞いは幼いころから? | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

アメブロのニュースを見ていてたどり着いた一つの動画。

イタリアの小さな男の子たちに、質問と指示がされ、
そのリアクションを見るというもの。

男の子たちのリアクションが本当にかわいいし、かっこいい!


日本語字幕がないので、動画の下にテキトーに訳を書いてみました。
そちらも参考になれば…。









以下、動画のテキトー訳。


“名前は?”

「ピエトロ。」

「フルビオ。」

「ドメニコ。」


“何歳?”

「11歳。」

「9歳と半年。」

「7歳。」

「8歳。」



“大きくなったら何になりたい?”


「消防士。」

「サッカー選手。」

「パティシエ。」

「警察官。」

「ピザ職人。」



“どうして?”

「どうしてって…」

「僕の夢の家をつくりたいんだ。」

「食べるのが好きだから。」

「人を助けるんだ。」

「ピザが好きだから。」




“彼女はマルティーナ。”

(女の子が登場)




“彼女のどこが好き?”


「目。」

「彼女の靴と、手と…」

「彼女の目と髪。」

「髪。」

「全部!」


「本当にかわいい女の子。」

「彼氏になりたいくらいだよ。」



“じゃ、彼女を撫でて。”

(それぞれの男の子が照れながら、
女の子の腕や肩や頬を撫でる。)



“彼女に変な顔をして。”

(それぞれの男の子が女の子に向かってヘンな顔をする。)



“それじゃ、今度は…”




“彼女を平手打ちにして。”



(男の子たちが困った顔をする)




“平手打ちだよ。強く!”

“平手打ち。”

“さぁ!”




(どうしていいか分からない男の子たち。)



“No?”


(首を横に振る男の子。)



「No!」

「No!」

「僕は叩かない。」


(首を横に振る男の子たち。)


「No!」

「No!」




“どうして?”

「だって、彼女は女の子だよ。女の子を叩いたことはない。」

「だって、女の子を叩いちゃいけないんだよ。」

「だって、彼女が痛いでしょ?」

「だって、イエスキリストは他人を叩くことを望んでいないよ。」

「まずなにより、彼女はかわいいから、叩くなんてできないよ。
そして、彼女は女の子だから。」

「僕は暴力には反対なんだ。」

「“女の子は花ででも叩いちゃいけない”って言うでしょ。」

「だって、よくないことだよ。」

「どうしてって?僕は男だから。」




(最後に…)


“彼女にキスして。”

「口に?それとも頬に?」



++++++++++++++++++++++++++++++++++++



いかがでしたか?


私はとてもかわいい動画だと思いました。


おそらく、日本人の男の子でも、女の子を叩く子はあまりいないと思いますし、
イタリア人の男の子でも、女の子を叩く子はいると思います。


でも、確かに、ここイタリアでは、日本よりも、
「女の子には優しくしなさい。」
ということを小さいころから男の子たちに教えているように思います。

文化的にそうした傾向が強いというのもあるでしょうし、
キリスト教の教えの影響もあると思われます。

“女性は花(または花束)ででも叩いてはいけない”
ということわざまであったとは…



それに、こんなに小さいのに、照れながらも、しっかり言葉で女の子を誉める技術を持っている…。

DNAでしょうか?



女ったらしの代名詞に使われるようなイタリア人男ですが、
下心ある優しさだけでなく、
純粋な優しさを持ったイタリア人男も本当に多いのですよ。


「僕は男だから。」
という男の子の台詞。
小さくても立派な紳士です。




動画の仲の男の子たち、
その男らしさと、優しさを失わずに育っておくれ~!




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