私は外国人です。 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

最近、ダンナが厳しい。


何に厳しいかというと...




私のイタリア語に対して厳しい。



イタリアに住むこと今年で10年目。

もちろん、日々の暮らしに問題はないイタリア語力はあるつもり。


でも、分野によっては初めて聞く単語もたくさんあるし、
言い回しによっては「は?それ、どういう意味?」と理解できないことももちろんあるのです。



何回も聞いたことがある単語でも、なぜか意味が頭に入らない単語もあります。



ダンナと知り合った当初、
ダンナは私と話すとき、ゆっくり説明しながら簡単な言葉で話してくれました。

あぁ、優しかったことキラキラ


それが今では...


「あれ?それってどういう意味だったっけ?」

と言おうものなら

「はぁー(ため息)、何回も聞いたことあるよね?絶対に知ってるはずだよね?ほら、何だった?がんばって!思い出して!」

と言われたり、


間違って単語を言おうものなら

「えぇ!?何て言った?そんなものは存在しないけど。」

と言われたり、


「意味が分かんない、もう一回言って。」と2回以上聞こうものなら

「真面目に聞いてる!?」

と言われたり...





全く容赦なし!




真面目に分からないと困っているのに、
最近のダンナは容赦ない。

それだけでもけっこう不愉快だけど、
更に、ダンナは私の母国語の日本語が話せないくせに、
私がイタリア語が分かって、話せて当然という態度に腹が立つむかっ




だからダンナに言う...




「あのさー、私が外国人だって覚えてる?」



そうすると、ちょっと我に返るようで、

「ほら、もう結構上手に話すようになったし、十分理解できてるからさ♪ついね。」

と、だいたいおだて作戦に出てくる。


「イタリア語は私の母国語じゃないんだから、きっと一生完璧にはしゃべれないよ。
それでイチイチあなたに怒られてたら、気分悪いんだけど。」


と、イタリア語が完璧に話せなくて当然的な、
逆ギレとも言えるようなことを言ってみる。



実際は...


勉強不足なだけだけどべーっだ!




要はどっちもどっち。

私にはイタリア語上達の努力が足りないし、
ダンナには外国人と話す際の我慢が足りない。

お互い、昔は足りてたことなのにね。




10年前に比べれば、私のイタリア語もずいぶんマシになってるとは思うんですけどね。


これからは会話よりもイタリア語作文力を伸ばすことが大きな私の課題です。
本、読まないとなぁ...。でも、面倒だなぁ...。