前の家 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

まだ完全引っ越しができてません。


まだまだ荷物が以前の家に残っています。

新居の家具も足りてません。





さて、引っ越すにあたって…


新居を購入した時点ですぐに住んでいた家の大家さんに連絡をしました。


契約途中の退去は最低6ヶ月前に告知することという決まりがあったからです。


新居の工事もありましたし、6ヶ月の猶予があるというのは私たちにとっても

ある意味好都合でした。


ま、6ヶ月分の家賃は払い続けないといけないので、けっこう経済的にはイタイですけどねドクロ





このマンションにはスリランカ人の管理人さんがいます。

この管理人さんにはいろいろお世話になりました。


留守の間、荷物が届けば預かってくれるし、

マンションに出入りする人たちの確認(警備)、

廊下や階段の掃除はもちろん、ゴミも午後3時までに家のドアの前に置いておけば、

彼が捨ててくれてたんです。

ま、それが彼の仕事と言えばそれまでですが(共益費に彼へのお給料も入ってますしね。)、

やっぱり管理人さんがいることで安心して暮らせたし、

いい人だったので、ときどきおしゃべりしたりするのも楽しかったです。


家を購入して、大家さんにもちゃんと連絡、契約の確認を取ってから

管理人さんにも引っ越すことを報告。


「新居購入は大変おめでたいことだけど…残念だ。」と言ってくれました。



それから数ヶ月後…


私たちも荷物を運んだりバタバタしていたので、

同じマンションの住民も「?」と思って管理人さんに聞いたのでしょう。


マンションの出口や廊下で同じマンションの住人の人に会うと、

「管理人さんから聞いたけど、引っ越すんだって?

新居購入おめでとう。でも、君たちがいなくなるのは本当に残念だよ。」

と、いろいろな人に言ってもらいました。




このマンションに入居した6年前…



かなり住民平均年齢の高いマンションで、

しかも、リッチなマンションなので、そこに出入りするアジア人と言えば

お手伝いさん

確実にこのマンション中で私たち夫婦が一番ビンボー。




エレベーターで一緒になれば、


「こんにちは。あら。新しい方?


どちらの家庭で働いていらっしゃるの?


と、


お手伝いさんに間違われたこと

1度のみならず。




「いえいえ、今度引っ越してきたんです。ここに住んでるんです。」


と言うと、


「あら、失礼。ごめんなさいね。」


と。



その後、管理人さんに聞いたんでしょうね。


数週間後には私が日本人ってことみんな知ってましたけど。




でも、若い、国際結婚の夫婦が入ってきたってことで(?)

警戒されてたんだと思います。


うるさくしないかとか、

無作法じゃないかとか…。


だって、最初、このマンションの住人たち、

カンジ悪かったですから。



それが、時間が経つにつれて、

みなさん笑顔で挨拶してくれたり、

ちょっとおしゃべりなんかしたりするようになったんですよ。



このマンションにはいろいろオフィスも入ってまして。


そのオフィスに働きに来る人たちとも顔なじみになり、

挨拶をしたり、少し話したりするようにもなりました。



干渉しすぎす、かといって冷たくもなく、

いい人間関係がこのマンションでは築けたと思います。



「ちゃんとお別れを言いたいから、出て行く前に教えてね。」


と言われてまして、マンションの鍵を返す時にはちゃんとマンションの人たちに

夫婦で挨拶に行こうと思っています。


(イタリアではマンションに引っ越してきたとき、

退去するときに挨拶をするということはなかなかしないようです。)




さて、このマンションでの最後の食事は…





スリランカ人の管理人さんがスリランカ料理を作ってお家まで持って来てくれました。


ダンナと二人で美味しくいただきましたよ♪






正直、このマンションを離れるのはとーーーーーっても名残惜しかったんです。

いいマンションだし、立地もいいし、ご近所づきあいも良好だし、大家さんも良かったし…




ただねぇ…


やっぱり家賃が高かった。ドクロ






でも、とにかく、気持ちよく、6年間住んでいた家を出られるのは嬉しいことです。



新しい家でも、以前の家のように、楽しく、快適に暮らせますように。



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