※完全な独り言なので、流して読んでください。
大学生のころとか特に
なぜか、いろんなことを相談されることが多かった。
いろんな人にいろんなことを相談されるうちに気付いたことが一つ。
相談してくる人と言うのは、
大抵、
もう自分の中で答えを決めている。
私に相談してきた人たちがたまたまそうだったのかどうかは分からないけれど。
「AかBか迷っている。」という相談でも、
本人は確かにAかBで悩んでいるのだが、
大抵、「でもどっちかっていうとAの方がいい。」
という考えが根本にあって相談してくる。
相談話を聞いてると、
「え？もう、答え出てるよね？」
というケースがほとんどだった。
じゃ、どうして、
答えが出ているにも関わらず、
わざわざ私に相談などしてくるのか。
私が思うに…
第三者に同意してほしい
自分は間違っていないと言ってほしい
背中を押してほしい
からだと思う。
だから、相談される私の答えとしては、
人の道から外れていない限り、
「もう決めてるんでしょ？
自分が正しいと思うならそれでいいんだよ。
自己責任で。」
であった。
もちろん、明らかにヤバイことはそれなりに
「こんなリスクもあるんじゃない？」
というようなことも意見するが、
最終的に決めるのは本人である。
しかも、当時、私も相談してくる相手も大学生や年の近い若い人たち（友達）。
間違ったって、失敗したって、やり直しがきく
という余裕が当時はあった。
が。
時は経ち、今ではもう３０歳を超えた。
そろそろ、
間違ったって、失敗したって、やり直しがきく
という余裕はあまりない。
私自身も、私に相談をしてくる人も、それなりの年齢、
ま、大人なので、
抱える悩みも、問題も、大学生のころとは違って
責任がついてくる。
自分だけに対する責任ならいくらでも負うが、
大人になると、
家族に対する責任だったり、
会社に対する責任だったり、
社会に対する責任だったり…
負う責任というのが複雑で、重くなる。
だから、
間違っちゃいけないことも増えるし、
失敗しちゃいけないことも増えるし、
やり直しがきかないことだって増える。
１０代、２０代前半のころ、
どうして大人はこうも保守的で、行動力がないのか？
と思ったが、今は少し分かる気がする。
負う責任が重いから、失敗できないから、慎重になるのだろう。
と、いうわけで、
相談するにしても、
相談を受けるにしても、
これまでより慎重にならなければなと思う。
相談するときは相談相手を選ぶべきだし、
相談を受けるときはよく考え、言葉を選ぶべきだと。
１０代、２０代のころは、自分に同情、同意してくれる相談相手が欲しい人が多いと思う。
それはそれでいいと思う。
精神的にも不安定な時期でもあるし。
でも、なかなか失敗できなくなってきた３０代の今は
私にとってのベストを言ってくれる相談相手が欲しいと思う。
それが厳しいことだとしても。
同情してくれなくても、同意してくれなくても、べつにどうでもいい。
第三者の目からみて、今、私は何をすべきなのか意見を聞かせてほしい。
そして、相談して、その通りにしたら上手くいかなかったというのは、
アドバイスをしてくれた人のせいではなく、
そのアドバイスを選んだ、
もしくはその人に相談した自分の責任だと言うことを肝に銘じておくべきだろう。
アドバイスはあくまでもアドバイスであって、
誰も私に命令しているわけではないのだから。
だから誰かに相談するときは、
答えを教えて欲しいから相談するのではなく、
第三者はどう思うのか、参考に意見を聞くくらいの気持ちで
相談するべきだと私は思う。
私が相談を受けるときも、
私は答えは出せないし、
私の意見を答えだと思ってもらっては困る。
また、ただ私に励ましてほしいだけなのであれば、
「相談したいことがある。」とは言わないほうがいい。
『相談』である以上、キツイことだって言う可能性がある。
ま、私的に結論。
結局、決めるのは自分！
そんな私は冷たい人間？
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