最近、「○○のあるある」といったような見出しをよく目にします。
見てて面白いので、私もちょっとやってみたいと思いました♪
ま、ネタ、今のところ1つしかないんですけど。
イタリア在住暦の長い日本人のあるある
日本語で話しているのに、
会話のところどころにイタリア語が混ざる。
説明させていただきますと…
イタリア在住の日本人同士、日本語で会話しているにも関わらず、
形容詞や名詞をなぜかイタリア語で言ってしまう。
例1:あの人って感じがいいよね~。→あの人ってシンパーティコだよね~。
※シンパーティコ=感じがいい例2:あ、このバッグ、すてき~。→あ、このボルサ、すてき~。
※ボルサ=バッグ・かばんこうなると、イタリア語の分からない人からすると「はぁ?」ってなかんじでしょう。
たとえば、イタリアでのお役所の書類の話を日本人同士でしていると…
イタリア生活で書類などを申請するときよく聞かれる
税務コードのことを コーディチェフィスカーレ
と言ったり、
滞在許可証のことをペルメッソディソッジョルノ
と言ったり、
証明書のことをチェルティフィカート
と言ったりするのですが、
イタリアの役所に問い合わせれば、もちろんそれらの名前はイタリア語で言われるわけで、
在住者としてはそれらのイタリア語の言葉を日本語に訳す前に、「こういう名前の物だ」と思って覚えます。
だって、イタリア語で分からなければここでは意味がないのですから。
だから、日本語で会話してても、
「あ、これを申請するには○○証明書が必要なんだよね。」というより、
「あ、これを申請するにはチェルティフィカート・ディ・○○が必要なんだよね。」となっちゃうわけです。
実際、イタリア在住暦が長い日本人同士だと、それで会話が成り立ちますからね。
むしろ、日本語で言われたら「それ、イタリア語ではなんていうの?」とそっちを知りたい。
日本から来たばかりの留学生さんが聞いたら、
「は?それは何ですか?」となるだろうし、
「うわー!イタリアかぶれしてるー!」と思われるかもしれません。
でも…イタリア在住暦の長い人たち(在住10~15年の人たち)と話していたところ、
イタリア在住暦の長い人たちで、そういった話し方をしてしまう人たちのほとんどは、
意地悪でそういう言い方をするのではなく、
気取ってるからそういう言い方をするのではなく、
日本語力が落ちてきていて、
よく使うイタリア語単語を使って会話したほうが
楽だからそういう言い方になるのだと。
時々、日本の家族とスカイプで会話してても、
無意識のうちにイタリア語が混ざることがあります。
敬語で日本語を話すときは混ざらないんですけどね。
お友達や家族と日本語を話していると時々混ざるから怖い…。
イタリア語だって完璧に話せるわけでもないのに、
日本語までお粗末になってきたら…
気をつけないとダメですね
あ、私の生徒のみなさん、生徒のご家族のみなさん、
授業中はへんな日本語は使いませんので、
ご心配なく♪
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