ひぃぃぃぃ~ | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

風邪ひいた。




先々週の金曜日からダンナが発熱。



看病してたら、先週の火曜日から私が発熱。



すぐに薬を飲んで、木曜日にはけっこう元気になったかと思ったら…



金曜日に再び発熱。





そして今日(月曜日)、やっと熱が下がりました!



まだ万全の体調ではないけれど、熱がないって素敵キラキラ



約1週間も寝込んでしまいました…。恐るべし、今年のウイルス…。




で、日本人の方によく聞かれるのが…


「インフルエンザ?それともただの風邪?」



そんなの…



この国では分かりません!




インフルエンザの検査なんてしませんから。




とりあえず熱がでたら、薬局で買える「タキピリーナ」という薬の服用を数日勧められ(熱を下げる薬らしい)、

それでも熱が下がらず、喉が痛いようなら、ホームドクターが抗生物質を処方。

それを数日服用して、それでもなお熱が下がらなかったら「また電話してね~。」みたいな感じですから。


インフルエンザの検査しようと思ったらイタリア、どこ行くんですかね?

カレッジ?(大学病院)

でも、イタリア人の感覚からすると「そんなんで病院行くなんてバカ?」って思われるね。




日本に比べてイタリアでは従業員の場合病欠も1週間から10日くらいちゃんと取れるし(もちろん有給)、

風邪やインフルエンザになったら家で大人しく寝てろ。

と、いった考えなのかもしれません。



この国では風邪くらいのときはホームドクターが対処します。

ホームドクターで対処できないときは大学病院等に行きます。


イタリアで「病院に行く」とは大学病院等の大きな病院に行くことを指す場合が多く、

もちろん、イタリア人はよっぽど重症でない限りそれらの病院へは行きません。


☆重症のため救急で病院に行った場合、治療費は無料。

  軽症の場合は治療費をいくらか負担しなければなりません。



日本人と感覚が違うのです。

日本みたいに「あ、熱っぽいから注射してもらいに行ってこ~。」ってなわけには行きません。

イタリア人にとって、病院に行くとは大事なのです。



この国で病気になるとなにかと面倒なので、やっぱり健康第一です。



みなさんも、風邪やインフルエンザには十分お気をつけください。