私を不愉快にさせるイタリア人女性 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

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イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

えーっ…



前回に引き続き、ちょっとイタリア人への愚痴っぽくなるんですが…



別に大きな不満があるわけでもなんでもありません。


前々から思ってて、最近それが連続して起こったもので、そのことについて書こうと思います。



何を不愉快に感じているか、単刀直入に申しますと…



イタリア人女性は道を譲らないムカムカ

…人がけっこういる。




フィレンツェの中心街ね、訪れた人ならご存知の通り、道が狭い!


道が狭いくせに交通量が多いから、細い歩道をあるくのは大変なんですよ。

譲り合わないと前に進めないこともしょっちゅうです。


その狭い歩道で、立ち話を始め、道を塞いでいる人もけっこういるわけです。


別に、道で立ち話をするのがいけないとは言いません。


人が通るときにはちゃんと道をあけてくれれば問題ないのです。




先日、お友達のお家まで行くのに歩いていると…


狭い歩道で男性と女性が立ち話をしていました。


このままでは私は通れません。


立ち話をしていた男性は私に気づき、道をあけてくれました。


が。


一緒にいた女性は1センチも動こうとしませんムカムカ


ムムム


えぇ、通れますよ確かにね。

男性のほうが動いてくれたから。

でもね、歩道の真ん中にドンと構えて立ってたのは男性のほうじゃなくて、女性のほうなのよ。


このままでは、

通れなくは無いけど、普通に歩いていけばきっとこの女性に肩かバッグくらいは当たるし、

彼女に当たらないように私が横向けに細くなって通るしかないかな…



って思ってたのは数年前までよパンチ!





ドンと歩道のど真ん中につっ立って、

私が通らないといけないの知ってるのに、

わざと動かないのなら、

私があなたに当たってもいいってことよね?


と、いう解釈のもと、普通に歩いて彼女の横を通りました。


やっぱりちょっと当たった汗というか、触れた。もちろん謝らなかった。




そして、同じ出来事がまた次の日、フィレンツェの街中に授業に行く途中でありました。



もうムカムカ



今回だけじゃないんですよ~。


細い道や、混雑した場所に行くとよくあります。


そして、なぜか、男の人の多くは譲ってくれるのに、女の人の多くは譲ってくれない!


いやね、あなたの順番を私に譲れっていってんじゃないんですよ。

ただ、道を通してくれって話なんです。



もちろん、ただ私に気づいていないだけの場合は、

「Scusi.」とか、「Permesso.」とか(「すみません」の意)、声をかけます。


相手が私を通すために少しでも動いてくれた場合は、私も相手に当たらないよう遠慮して通るし、

「Grazie.(ありがとう)」と言います。



以前はね、道を譲ってくれなくて、それでも通らないといけないから通って相手に当たると、

「すみません」って私が謝ってたんです。


でも、それはものすごく日本人的で、ここでは通用しないことに気がつきました。


私だけ小さくなりながらその人の側を通って、相手に当たったからといって私が謝って、相手は無視って…

そんな理不尽なことある?

謝ってる自分がバカみたいに思えてくるんですよ~。







ちなみに、

ダンナに同じことを語り、

どいてくれなかった女性に当たってしまったと話したら…


「よくやったグッド!


と、言われました。


それもまた、怖い話ね。







自分が間違えれば素直に謝ることは大切だという考えは今も変わっていません。


ただ、むやみやたらに謝るのもこの国ではよくない。





お互いが譲り合って、感謝し合うのがベストなんですけどね~。





※注:イタリア人女性みんなが道を譲ってくれないわけではありません。

    譲ってくれる女性もいます。

    優しくて素敵な女性もたくさんいます。

    でも、やっぱりイタリア人男性よりは道を譲ってくれる可能性は低い!