語学の壁 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪


最近、私のイタリアの日本人の友達といえば(そんなに多くないのだけれど)

もっぱらイタリア人の夫を持つ日本人の女性たちです。


私が学生だったころ、結婚したばかりのころは、日本人留学生の友達もちらほらいたんですけどね。


やっぱり留学生は修業後日本へ帰る人がほとんどなわけで…。


ずっとフィレンツェにいる日本人といえば、やっぱり結婚してる人が多いわけです。


稀に、イタリアで就労ビザを得てイタリアにいる日本人の人もいるけど、本当に「稀」。

だって、就労ビザを取るのはかなり難しいですからね!



さて、ブログネタ。



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私はその他(自由回答)派!



そんな、在伊友達との会話といえば、イタリア・日本家族のこととか?


で、私の周りの日本人、ほとんどがバリバリ働いてる女性たちなので、やっぱり仕事の話も多いわけ。


みーんなそれぞれ違う分野の仕事をしているのだけれど、

やっぱり仕事の共通点は日本人であることを、日本語が話せることを活かせる分野の仕事についてる人が多いように思います。


日本関係なく、専門分野でがんばってる日本人もたくさんいるけどねー。



私なんかは正に日本語が商売道具です。




で、ここイタリアで日本語を活かしながら働くとなると、必然的に必要になってくるのがやっぱりイタリア語力


更に英語力があればよし合格


残念ながら私には英語力がないんですけどね汗






イタリアで普通に日常生活を送るだけでなく、仕事もするとなると、仕事の分野によって使う専門的なイタリア語も出てきます。


だから、仕事の話から、よくイタリア語力の話にも友達となるわけ。





前の記事にも書きましたが、私、もうすぐ在伊8年。


イタリアに留学生で来た当初、

「イタリアに1年住めば、イタリア語ぺらぺ~らなんじゃない?」

って思ってたんですけど…



大きな間違いです。



もちろん、その1年間の努力の仕方にもよるとは思います。

個人差もあると思います。


でも、海外に1年住んだから、その国の言葉がぺらぺ~らになる…


とは限らない。





あくまでも私個人の考えですが…


イタリアで1年間語学学校に通い、イタリア人の友達を持ち、普通に生活していると、

イタリア語でコミュニケーションが取れるレベルには達すると思います。

日常生活もほぼ支障はないでしょう。



でもね、私、8年イタリアに住んでますが、

謙遜でもなんでもなく、

私、イタリア語が下手ですよ。




下手というのがね…。


文法が正確に使えていない。



イタリア語には接続法とか…日本人としては理解しがたい動詞の活用がありまして…

それらはイタリア人でさえも使い方を間違えるような、むしろ使わないような文法だったりするわけですが…

やっぱり、ちゃんとしたイタリア語としてはそれらの文法を使うべきなわけ。

他にも、未だに時々、男性名詞女性名詞を間違えてみたり…

日本人の永遠のテーマだと私は思っている冠詞、前置詞は使いこなせてないわけ。




それでも、一応、会話が成り立つイタリア語力はあるので、私と会話をしてるイタリア人は理解できるから私のまちがいを正さないし、

「間接法、使えないんだよね~。」って私が言っても、「問題ないよ!イタリア人だって使ってないんだから!」と励ましてくれるわけ。


でも、やっぱり…


イタリア語としては正しくない。


日本語を教えている身としては、やっぱり学習者が間違った日本語使ってたら、たとえ意味が分かったとしてもいやだしね。





さて、ここまで読んでくださったあなた、きっと私にこう質問したいでしょう?


「どこを間違ってるか分かってるし、イタリアに住んでるのに、どうして正しくイタリア語文法を使えるようにならないの?」



ね~。


イタリアにいるのにね~。


8年も住んでるのにね~。



その質問の答えは…




私がイタリア語を勉強していないからです。なく





日本人はよく、外国語を読み書きするのは得意なのに、会話力には乏しいといわれますよね。


私は今、その逆なんだと思います。


現地に住んでいるため、生き延びるためにイタリア語を使っての会話は必須なんです。

だから、文法間違ってようがなんだろうが、イタリア語で私の意見をイタリア人に伝えることが大切でした。


なので、読み書きよりも、会話のほうが得意になってきたわけです。


が、日本人全員が正しい日本語を話すわけではないように、

イタリア人全員が正しいイタリア語を話すわけではありません。

それに、さっきも書いたように、意味さえ通じれば、間違ってても訂正されることもあまりないのです。

「外国人だから。」と大目にみてくれるのです。



よって、現地に長い間住んでいようが、

勉強を止めれば、語学力はあまり伸びない。







それと、べらべらべらべらイタリア語で話してるから、イタリア語で手紙を書くことなんて楽勝だろうと思われるんですけど…


手紙を書くのと話すのは別物よ。


私はイタリア人とはメールでのやりとりよりも、直接の会話のほうが得意です。

イタリア語で文をつくるのに時間がかかるから。

文法間違ってないか、ものすごーく気になって、何回も見直すから。




留学中、現地でできた友達が、正しく母国語を話してくれる人たちならいいですけど、そんな人たちばかりでないのが現実。

それがスラングや方言なのか、公の場で使っても恥ずかしくない言葉なのか、ちゃんと識別できるようにならなければなりません。



なので、8年外国に住んでる私から、語学留学しようと思ってる人、留学を始めたばかりの人たちへアドバイス。


ちゃんと語学学校へ通って、正しい語学をみにつけてください。

本を使っての勉強を、現地にいるからといって軽視してはいけません。


それプラス、現地の人たちとの交流を通しての実践が大切なんだと思います。





と、話がだいぶブログネタからそれましたが…


在伊8年経とうとしてる今、私がぶつかっている語学の壁です。


「だよね~。」って話によく在伊日本人友達となるのです。


私だけじゃないんだ~とほっとしたりもする。私、よっぽどバカなんだろうか?って心配してたから。



なので、がんばって怠けずに、正しいイタリア語が話せるようにがんばろうと今でも思います。


やっぱりCILS受けるべき?





















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