最近けっこう暇で~す。
なぜなら、生徒たちが夏のバカンスでいないから。
そこんとこさすがイタリアですね
本格的に私の仕事が再開するのは9月以降になります。
なんてゆる~い働きぶり…これもイタリアならではか…。
ま、2ヶ月限定専業主婦生活、
(といっても、いくつかの授業はあるのだけれど、週数時間だけなのでほぼ専業主婦よね。)
のんびりしたいと思います。
さてさて、そんなのんびり生活のなかで、普段まったく見ないTVを朝つけてみました
チャンネルを回してると…
はっ
知ってるアニメが!
ベルサイユの薔薇
をしていたんです。
私、今年で31歳。
なので、物心ついたころには漫画もアニメもとっくに終わってて、
私の世代の漫画、アニメではないんですが…
私がベルバラに出会ったのは小学校高学年の時、
友達の家ででした。
友達のお姉さんかな?それとも家族?
が、ベルバラの漫画を持ってたんですね~。
で、それを読ませてもらったら…
はまった。
どっぷりはまった…
星が目の中にあったり、
リアクションがオーバーすぎたり、
台詞がくさすぎたり…
幼かった私でさえ、それらには抵抗があったものの…
やっぱり絵は美しいし、
なんといってもストーリーね。
史実を元にフィクションとノンフィクションがこうもうまく絡み合って織り成す一つのストーリー。
天才的だと思うのは私だけでしょうか?
どちらかというと小さいころから男っぽい性格でしたが、
それでもマリー・アントワネットのようなお姫様とか、
キラキラの軍服の似合う金髪のオスカル(女だけど)やフェルゼン、アンドレには憧れましたね~。
また、ヨーロッパ、当時のフランス宮廷の豪華な生活、壮大なベルサイユ宮殿…
漫画の中のできごとなのに、それが本当にあったことで、
一部の人間を除いては実在した人物たちで、
建物等は今もなお存在するというリアリティがこれまた私の幼い胸を躍らせたものです。
おかげで、歴史の授業のフランス革命のところは、授業で習う前から全部知ってましたからね。
漫画だからといってあなどれません。
それに良く考えてみたら、そのときからヨーロッパに対する憧れが私のなかで芽生えたのかも。
実際にヨーロッパに行って、美しいそれらの物をこの目で見たい!と思うようになったのはこのころからだったような気がします。
幼いころに漫画を全部読み、
中学だか高校だかの時に深夜ベルバラのアニメを再放送してたので、アニメも全部見て、
で、大学生になってからベルバラのコミックス総集編(?)を全巻購入。
いつかイタリアに持ってきたいけど…重いからなかなかねぇ…
イタリアに来てから日本語で何かを見たいと動画を探っていたところ、
アニメのベルバラ全話を見つけて一気に見ました。
私の中で何年かおきにベルバラブームが来るのですが…
今回、イタリアのテレビで、イタリア語でベルバラを見て、またブームがやってきたかも!
あぁ、また全部見たい!
それにしても子供のころから今30代になるまで、繰り返し見れるアニメ、漫画ってすごいですよね。
名作ですよね。
今回、今までとちょっと違うのは…
イタリア語でベルバラ見てるってことですね。
イタリア語で日本のアニメを見るのってあまり好きじゃないんですよ。
子供のころ日本で見たアニメをこっちで見ると…
声が違う!
ま、声どころか、言語が違うんだけどね…
あたりまですが、イタリアではイタリアの声優さんになるので、
私が日本で見ていたアニメとはギャップがかなりあるんです…
しかも、イタリア語しゃべるし…。
それが…
ベルバラは意外としっくりくる
やっぱり舞台がフランス、ヨーロッパだからか?
オスカルがイタリア語話してても、なんだかそんなに違和感がないんです。
ベルバラ、フランス語で見たらきっと完璧ですね
ま、私はフランス語チンプンカンプンなんで無理ですけど…。
ちなみに、ベルサイユの薔薇、イタリアではなぜかレディー・オスカルというタイトルです。
30歳以上のイタリア人はほとんど知ってるんじゃないかと思うくらい、
ここイタリアでも有名なアニメです。
平日の朝の楽しみができました。
イタリア語でベルバラを見る
それにしてもさぁ…
こんだけベルバラに憧れておいて、
ヨーロッパに住んでおいて、
未だにパリとベルサイユに行ったことがないってどうよ?
えぇ、いつか行ってみせますとも。
ベルサイユ宮殿へ。
オスカルとマリー・アントワネットの面影を探しに。