“これは テレホンカードです。”
とある初級クラスのグループレッスンで出てきた例文。
でも、“テレホンカード”ってねぇ…
かなり古いよね…
クラス内に若者も多いし…
私 「“テレホンカード”、分かりますか?」
と聞いてみた。
たいはんの生徒は(若者含め)、
生 「tessera telefonica? (イタリア語でテレホンカードは“テッセラ・テレフォニカ”)」
やっぱり、カタカナ語だからテレホンカードという日本語を知らなくてもなんとなく分かるみたい。
私 「そうです。
(以下イタリア語で)
今はみんなケイタイ持ってるからテレホンカードなんて使いませんね。
公衆電話見つけるのだって難しいですしね。
でも、テレホンカードは知ってますよね?見たことありますよね?」
たいはんの生徒は(若者含め)、
生 「うん。知ってる、知ってる。」
ってなノリだったのですが…
一人…
生まれてこのかたテレホンカードを見たことがない生徒がいた
どやら、話に聞いたことはあるらしい…
でも、現物は見たことないそうな…
もちろん、使ったことなんてないそうな…
ちょっと気になったので、年を聞いてみた…。
13歳ですって
ケイタイが一般に普及しだしたのが1990年代後半。
それは日本もイタリアも同じくらいらしい。
13歳の生徒が生まれた頃にはケイタイが普及しだしていたのだから、
そりゃ、テレホンカードなんて使ったことないわな~?
もう、こうなると、言葉がうんぬんという問題ではなく、
世代の問題ね…
これぞ正にジェネレーションギャップ
そういえばさ~、結婚前だからもう5年くらい前の話になるけど、
日本で使い捨てカメラ買って、姪の写真撮ったら、
まだ小学生にもならない姪が、
「シェコちゃん、見せて♪」
って、カメラを後ろから覗き込んできたのにはビックリした。
姪の世代にとっては、カメラ=デジカメなんだよね
画面のないカメラなんか知らないんじゃない???
テレビも箱型の知らない世代がそろそろ出てくるよね~。
テレビは全部薄型液晶だもんね~。
ラジオはまだOKだとして、
テレホンカードとか、ビデオとか…
生徒の年齢によってはそれが何かという説明が必要になってくるかも???
そもそも例文に使わないほうがいいかも?
おそろしや~~~~~~~~~
自分が年寄りに感じる~~~~~~
あ、「感じる」んじゃなくて、もう年か