ゆとり教育には反対。
終了することになってよかったと思う。
ゆとり教育がはじまったのが、私が丁度塾の講師をしている時。
中学生に社会科を教えていたのですが、新しい教科書を見てビックリ。
かなり省略されてましたからね。
歴史も省略されすぎててストーリー分かりにくいし、
地理もヨーロッパのところなんてイタリアだけがピックアップされてて、EUの説明なんかもチョットだけ…。
これでいいのか???
と、私でさえ疑問を抱きましたよ。
塾長も大変ゆとり教育をなげいていらっしゃいまして、
「これでは私立の入試には対応できないから、今までの教科書を使ってくれ。」
と言うことで、ゆとり教育が始まっても塾ではそれまでの教科書を使っていましたね。
だからね…ゆとり教育、あまり意味がなかったと思うの。
だって、学校で教えない分、塾がきっと教えていたはず。
学校の後の塾の負担が、子どもと親にさらにかかっただけじゃない?
しかも、ゆとりって…
子どもにゆとりがあっても、子どもと一緒にいるべき両親に時間的、経済的ゆとりがなければ意味がないと思うんだよね。
しかも、ゆとり教育で育った子どもたちが成長し、社会人になったところで、
働く環境はゆとり教育で育っていない人たちと同じ。
だから、ゆとり教育で育ったがゆえに、社会に出てからゆとりがなくなるんじゃないかな???
確かに、詰め込みの教育は良くはない。
でも、これまでの繁栄した日本を築いてきた人たちが受けてきた教育法が間違ってるとも一概には言えないんじゃないかな?
ゆとり教育、終わるようで、私は良かったと思います。
イタリア…ゆとり教育だと気づかれていないゆとり教育のようです…。