指輪 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪


※2年半以上前からmixiで私の日記を読んでくださってる方には重複した内容のブログとなります。








前回のブログで私と姑が仲良しというのは書きました。



イタリアでは伝統的にアクセサリーはイエローゴールドを使ったものがメジャーということも書きました。





今回のブログは、私とダンナの結婚直前に起こった事件(?)のお話です。












私たちが正式に結婚することを決めたのは2006年10月。



それから2007年3月の挙式まで、それは、それは、目まぐるしく時間は過ぎていきました時計




イタリアでの挙式だったため、式の準備はほとんどイタリアで。



でも、私の両親が住んでいるのは日本




そんな時、私の母に代わって、花嫁となる私の準備を手伝ってくれたのは姑(以下“マンマ”)でしたキラキラ






結婚式の主役はやっぱり花嫁ですから、いろいろ準備も大変ですあせる




そんな私を、花婿となる自分の息子そっちのけで助けてくれたのはマンマでしたドキドキ





ウエディングドレスもマンマと選らんで、試着や寸法直しのために、一緒に何度もお店に足を運びました。







マンマがすごいのは…



あくまでも手伝ってくれるのであって、口出しはしてこなかったこと。



私とダンナが決めたことに対して、手助けをしてくれたのです。



これほど有難いことはありませんでしたねキラキラ








私たち夫婦の結婚式は、私たちの希望により、イタリアの伝統的な結婚式とは違い、教会式ではなかったし、パーティーもカジュアルなものでした。



姑もイタリアマンマ…きっと自分の子供には…と理想の結婚式があったに違いないのに…。



結局、私とダンナで全て決めて、マンマはそのことに対して快く承諾し、口出しをすることは一切ありませんでした。











だた…





唯一…本当に唯一、マンマが口をはさんだのが…





結婚指輪指輪









結婚指輪といえば、プラチナと疑わなかった私。



当然、私たちの結婚指輪もプラチナだと思っていた私。








ある日、マンマ・ダンナ・私で話していると…



どうやらイタリアでは伝統的に結婚指輪はイエローゴールドだということが発覚ひらめき電球

(最近はホワイトゴールドのものも多いけど…イエローゴールドの結婚指輪をはめている夫婦がやっぱり多い。)

そして、結婚25周年がホワイトゴールドやプラチナらしいのです。



だからマンマとダンナにとっては結婚指輪はイエローゴールドで当たり前。



指輪の話はイエローゴールドでドンドン進んでいくじゃないですかあせる






これはヤバイと思い…



私 「でも、日本では結婚指輪はプラチナが多いの。私はイエローイゴールドじゃないくて、プラチナがいいなぁ。そうでなくともホワイトがいいな~。」



マ 「ホワイト?それは銀婚式よ。結婚指輪はイエローゴールドよ。」



私 「…ガーン



ダ 「…。(無関心)」









後でダンナと二人になった時、ダンナに猛抗議したのは言うまでもありません。



私 「結婚指輪は絶対にイエローはイヤなの!!!」



ダ 「ふ~ん。ま、シェコが嫌ならホワイトにしよう。」











その後、またマンマ・ダンナ・私とで結婚指輪の話になった時…



マ 「そろそろ指輪買わないとね。」



ダ 「あ。指輪はイエローじゃなくてホワイトの買うから。シェコがその方が好きなんだ。」



マ 「え?どうして!?結婚指輪はイエローよ!ホワイトは銀婚式まで待てばいいでしょ?ね、シェコ?」



私 「うっ…汗でも、結婚指輪はやっぱりホワイトのほうがいいかなぁ~…。」



マ 「でもね、でもね…」



ダ 「指輪をはめるのも、結婚するのも僕たちなんだから!指輪の色くらい僕たちが決めるむかっ



マ 「…しょぼん(ショボン)」










このマザコン大国イタリアで、マザコンではない私のダンナキラキラ



マンマと私との間で意見が分かれた時、私の意見を尊重してくれたのは本当に嬉しかったですねドキドキ



国際結婚を前に不安はあったけれど、このダンナはずっと私の味方だわと確信できた瞬間でした。






でも…






私たちの結婚を心から喜んでくれたマンマ…



私の母に代わって私を手伝ってくれたマンマ…



私たちの決めたことを全て快く承諾してくれたマンマ…




なのに…唯一のマンマの希望も聞き入られず、そのうえ息子にまで叱られて…かわいそすぎしょぼん






そう考えると…




たかが指輪じゃないかビックリマーク




と、思えてきた私。










初めて宝石店にダンナと指輪を見に行った時…



イエローホワイト両方、私たちのサイズを取り寄せてくれるよう注文。





2回目、宝石店に指輪を買いに行った時…



イエローホワイト、両方試着して…








イエローに決めました。








ダンナは「本当にシェコの好きなほうを選べばいい。」と最後まで言っていたけど…。





やっぱりマンマの意見も尊重したいし、イタリアの伝統がそうなら郷に入れば郷に従えだ!!!



しかも、ダンナがプレゼントしてくれたアクセサリーはほとんどがイエローゴールドだし汗





お店の人に「イエローゴールドでお願いします。」と注文してからは、晴れ晴れした気持ちでしたキラキラ



マンマの意見を押し切ってホワイトを選んでたら…反対に今でも後悔していたと思います。





注文した後、マンマに指輪を注文したことと、イエローにしたことを報告。


もちろん喜んでました(笑)



憧れの(?)Italia Firenze生活



今となっては2年5ヶ月、肌身離さず着けてるこの指輪。


おかげでチョット傷だらけ…汗





イタリアでは指輪の内側に結婚相手の名前結婚記念日を彫るのが普通です。



もちろん私たちの指輪もそう。








10年後も、25年後も、50年後も(もし、まだ生きてたらだけど)…この指輪は私の左手薬指にあることでしょう。












長文を読んでくれてありがとうニコニコ


















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