ずーっとこんな美しい景色を見たりしてひたすら移動。
車の中はヒンドゥーの歌が流れていて、インド人同士陽気に話してる。
たまに通訳してもらって話を聞いたり、
写真撮ったりして、私は私で楽しく過ごす。
チャイを一緒に飲んだ後は、
なんだかちょっとしたココロの隔たりもなくなって
いろんなことをするのにも、なんだかフレンドリーになっちゃった♪
インド人は、生理現象に恥ずかしいって気持ちはないみたいで、
隣でおじさんが
ゲェ~~
ってゲップしてたりする笑。
それに大爆笑してたら、日本人はこういうことも気にするんだねって言って
きょとんとしてたら、相手はそんな私に大爆笑。
お互いゲップをするごとに、目と目を合わせて笑ったりって、
まるで高校生のノリで笑ってた。
道中には、こんな藁もいーっぱい。
将来、ストローベイルハウス(わらの家)を作りたい私には
とっても貴重な財産に見えて
もう、このわらを見るごとに大興奮!!!
これ、積んで日本帰りたい!!!って言ったら、
これはこれで大爆笑されたなあ。
なんでこんなもんいるんだ!!!
って・・・。
日本では財産だよー・・・。
二時間半くらい車を走らせると、船着場にやってきた。
どうやら聖地までは、船にも乗っていくらしい・・・。
大変だな、インド人って。
聖地行くのに、国土が随分広いから移動するのにも大変な労働になる。
だから、宗教はそれを定めたのかな?
それとも、何か違う意図があったんだろうか・・・。
船内はなにせ簡素なつくりで、
押されたりしたらフツーに河に飛び込めちゃうくらいゆるいつくりの船。
そんな船の中には聖地へ行く人、仕事へ行く人、家に帰る人など
さまざまだ。
目が見えないらしく、物乞いをしてるんだけど、すごい一生懸命に歌うの。
そしてそれは脚がふらついても、声はまったくブレなくて、力強い。
ほんとうにソウルフルな歌を全身全霊で歌ってる、
物乞いだけど神様みたいなオーラがあった。
もしかしたら、神様が地球に降り立つとしたら、
こういう仮の姿をしてるんじゃないかって思うくらい
素敵で美しいオーラ。
写真だけじゃ伝わらないかもしれないのが残念なんだけど、
一生懸命であること、
100%のチカラで生きるってことを示してくれたインドではじめての人。
名も知らぬおじさん。
私はあなたが神様に見えました。
100%のチカラが人を感動させる生き方を教えてくれた人。
施しはそんなにできなかったけど、
ココロからの感謝と賞賛をあなたに贈ります。
イタリアのジプシーにも、ちょっと学んで欲しいところだわ(笑)