最終日だけ見に行きました。

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--------準決勝--------
《石川佳純 4ー0 加藤杏華》
石川佳純の穴の無い両ハンドが総合的に上でした。

加藤選手はバック表のカウンターが冴えましたが、フォアはカウンターも強打も決定打になるような威力が無く、2セット目以降3球目や決め球はフォアを狙われるハメに。

バック表も変化が少なく、割と単調な球質で
バック表での球質の変化と、中国電力の土井選手のようなフォアハンドがあれば一矢報いたかもしれません。


《平野美宇 4ー0 伊藤美誠》
同じく石川佳純のように穴の無い両ハンドの平野選手。
伊藤美誠選手はバック表のスマッシュと変化の幅が広く、かなり取りづらいボールを放っていましたが、慣れていたのか平野選手には完全に合わされていました。

また、フォアに来たループドライブに対するスイングも甘く、殆どオーバーしてました。

そして、平野選手の調子もとても良さそうでした。
2セット目から平野選手の猛攻に耐えれず敗北。


《水谷 4ー0 笠原》
水谷つえー。
特に今大会ではレシーブでのチキータ、ストップからのチキータ、が目立ちました。
そのチキータも上回転では無く、横上、真横、横下と切り替え、特に横下は滑るようなボールで笠原選手は返球出来るものの戸惑っているように見えました。
そして持ち前のサービス。
サービスとチキータからチャンスを作り、徹底的に先手を打ってました。

ラリーこそ笠原選手の素晴らしいプレーもありましたが、自分のプレーが出来ない印象でした。


《張一博 4-1 吉村真晴》
張のカウンターとコースがガッチリハマってました。

というより吉村選手のコース取りが非常に悪い。
カウンターしてくれと言わんばかりのコース。

調子の良い張選手はその場でクロスに振るだけ。

左利き選手に対するコース取りがいかに重要かよく分かる試合でした。


--------決勝--------

《石川佳純 4ー1 平野美宇》
似たようなタイプでしたが、石川選手の方がワンランク上でした。

さらに観客のカメラのフラッシュやオートフォーカスの赤い光が目立ち、平野選手は困惑。
試合は一時中断し、撮影自体が禁止されました。

一時は集中力欠くも、後半は持ち直しました。

が、石川佳純の圧倒的なパワーと総合力の前に倒れる。

《水谷 4ー1 張一博》

これは水谷の完全な作戦勝ちでした。

一セット目は後半からペースを掴んだ張選手が逆転。
とくにこのセットは張の連続フォアハンドが効いてました。
スピードも回転もかなりレベルが高かったです。

が、弱点は鉄壁のバック。
そこを見逃さない水谷選手。

2セット目はバックに集める水谷。
しかもループ気味。

フォアは鋭いカウンターが出来るが、バックは言ってしまえばただの堅いブロック。

張選手の鉄壁のブロックを逆手に取った戦略。

ループドライブをバックに打てば、順回転のチャンスボール。

それをフォア、ミドル、バックに打ち分け、スピードボールを放つ。

さらに、張選手のブロックのコースは99%クロス。。。

そこからは水谷劇場。

張選手は頑張ってブロックしてるつもりでも、それ自体が水谷選手の術中。

バックに来たボールを回り込むとか、ブロックをストレートに降るとか、やり方を散らせば水谷劇場もそうはいかなかったでしょう。

特に強烈なフォアカウンターはクロスに待たれててカウンターのカウンターをされる始末。

これは水谷選手の戦略の勝利。

威力あるボールを打てる張選手は見ててほんとに勿体無かったです。




実力も当然ですが、試合でどう戦略的に得点するか。

これが世界を渡る上で一番大事なのだと思いました。