今回の旅では都市間移動は全て鉄道でした新幹線前
ベルギー・フランクフルト間はICEを利用しました。予約すれば当日はスマホで乗車できるので、駅で並ぶ必要はありませんグッド!


フランクフルトの予約ホテルが治安の悪い地域にあることが判明したため、別のホテルを前日に予約したのですが、値段は安めでなかなかお洒落でした。


チェックイン後、シュテーデル美術館に徒歩で向かいました。
この日は快晴で陽射しが強く晴れ、サングラスが必要な程でした。


ここは個人のコレクションをもとに設立された美術館で、14世紀以降のヨーロッパ絵画のコレクションを楽しめます。今回最後のフェルメール作品カラーパレットが見れました。 

 

フェルメール地理学者
モデルはデルフト散策で触れた彼の知人、レーウィンフックとも言われています。
パリのルーブルは観光客で大混雑でしたが、こちらは現地の方が多いようでした。
 

ベックマンフランクフルトの光景
 

ゴッホ

 

ルノアール
 

マーク雪の上に横たわる犬

 

シャガール

 

ピカソ
 

クラナッハビーナス

 

ボッティチェッリ女性理想像

 

数々の巨匠の作品が「これでもか」と並んでおり、見応え十分です。


屋上からフランクフルト市街を眺めます。高層ビルが多いですね。

 


夕方6時過ぎでもヨーロッパの日は長く、明るいです。

中央駅付近は治安が悪いと言われてますが、特に問題はありませんでした。ただ駅前の横断歩道付近は挙動不審の人がちらほらと。

 


フランクフルト中央駅です。

 


ドイツに来ると食べたくなるカリーブルストホットドッグ右を駅で購入してからホテルへ戻ります。

翌日はフランクフルト空港から帰路につきます飛行機(つづく)
 

古典美術館の次は併設されているマグリット美術館に入りました。こちらは若い人が圧倒的に多いです。さっと眺めたい場合はこちらがおすすめです。見たことのある作品カラーパレットもちらほらと


イメージの裏切り



ルネ・マグリットは19世紀末のベルギー生まれ、シュールレアリズムの代表格です。


ジョルジェット

 

 

帰還」 鳩はいくつかの作品に登場します。サベナ・ベルギー航空のシンボルにもなりました飛行機

 

印象派を意識した作品もあります。


光の帝国」 上半分は昼の青空ですが、下半分は夜の家の風景という不思議な作品です目


 

素晴らしい考え

古典作品の後に見るとかなりモダンに感じますね。
美術館出口はアールヌーボー調でした。



少し歩くと、王宮前の広場に出ます。

 

王宮前の公園には春の花チューリップ黄

ベルギーに到着した日は20度を超える陽気晴れで、駅からのスーツケース移動で汗ばむ程でした。

久しぶりにベルギービール生ビールで夕食です。一見コンビニ飯ですが、意外と美味しいですグッド!


充実したヨーロッパの旅もついに終わりが近づいてきましたクローバー
翌日は最終目的地のドイツ・フランクフルトに向かいます(つづく)

<おまけ>
ブリュッセル南部のルイーズ地区にはアールヌーボー建築ビルが多数残されています。以前の画像ですが、世界遺産のオルタ邸です。1894年築で彼の自宅兼アトリエでした。


こちらは有名なギャルリー・サンチュベールです。皆ウィンドウショッピングがま口財布です^^



 

ブリュッセルは観光地としても楽しめます。
短時間ですが、懐かしの旧市街めぐりをしてみました走る人 まずは、世界遺産のグランプラスです。
 

市庁舎が広場に面しています。

 

 

ギルドハウスの数々です。


通りを歩くと石畳の道がヨーロッパを感じさせますが、スーツケース移動には全く適していないのであせる ホテルチェックインにはタクシーリムジン前を使った方がよいです。
広場周辺は夜になるとインバウンドでごった返していました。 

近くには街を望む丘があり、王宮と王立美術館があります目


 

美術館入口に到着しました。

館内の展示は幾つかに分かれており、まずは古典美術館に。
内部は広々しており、展示室が見渡せます。


ここにはフランドル派を中心に15~18世紀の古典絵画が展示されていますカラーパレット ここにも社会科見学らしき小学生がうさぎ


ウェイデン 「聖母子


メムリンク 「聖セバスチャンの殉教

 

クラナッハ 「アダムとイブ

 

どちらを向いても作品が目に入ってきます。


ベルギー出身のブリューゲルの作品は1つの部屋にまとめて展示されていました。
スケーターとバードトラップのある冬の風景


 「ベツヘレムの戸籍調査

 

ルーベンス習作

 

サイズの大きなルーベンスの作品は巨大な部屋に展示されていました。

東方三賢王の礼拝

 

聖母の戴冠式

 

広い部屋に大作7点が展示され、圧巻でした。
彼の故郷、アントワープの教会にはアニメわんわんでお馴染みの作品があります。

レンブラント 「ニコラス・ファン・バンベークの肖像画


ダビッド 「マラーの死


かなり広い会場なので、予備知識を仕入れてから来館するとよさそうです。年配の訪問者はお目当ての作品を見に来ているようでしたクローバー

長くなってきたので、隣のマグリット美術館は次回にて(つづく)