たばこと塩の博物館で7月3日まで特別展示の「輸出工芸品」に行きましたが、その精緻な美しさと細かい造り込に感動しました!
もう、感嘆を3つ位つけてもいい位!!!
江戸時代が日本史上でも稀に見る平和な時代だったことがプラスに働いたのか。
鳥や花がまるで動き出しそうに造りこまれ、棚やお盆から浮き出したつくりになっているのが美しい。
明治維新で開国された日本の芸術品や工芸品が多数、海を渡っていったということも納得の出来栄え。
しかもこの工芸品達には名前がない。
精緻を凝らして作り上げた芸術品ながら全て無名の職人たちの作品。
ほとんどこういった名品を作り上げた職人達の名前が伝わっていないんですね。残念。
さてさて、作品は、海外への輸出品として作られた物が多いせいか。
全体的に色が派でで金や赤をふんだんに使ったきらびやかな物が主体でした。
芝山細工
寄木細工
箱根の名品として有名な寄木細工が静岡の駿府城近くの浅間神社建立を目的として徳川家光が各地より集めた職人さん達が元になっていることなど
面白い知識も得られました。
陶器・磁器・漆器などの中でも外国人好みの派手な品々が並ぶ様は一見の価値ありです。
安土桃山時代の信長・秀吉が好んだような品を思い浮かべればイメージが湧いてきます。
特に磁器などの描かれている絵柄が、富士山、塔や寺、川、美女など映画「ラストサムライ」で江戸ぽっい町並み(東京・横浜)と富士山が共存している姿を
思い浮かべる次第です。
武将の絵も三国志に出てくるような中国武将チックで赤い色や龍の絵等もあいまって日本的にみてもエキゾチックでした。
しかし何と言っても白眉といえるのは寄木細工や鼈甲等で作られた飾り棚の数々。
飾り棚自身の魅力を前に何を飾ればいいのやら並の美意識で途方に暮れてしまいそうです。
今にも動き出しそうな翡翠の像や美しい九谷焼でも飾ってみたいなと想像を巡らしながら楽しい時間を過ごせました。
入場料100円と破格の値段と渋谷という便利な立地!
日本の美、今後の日本の生き方を考えるためにも、一見の価値ありです。
7/3(日)までが残念ですが、行ける方はぜひお越しください。
たばこと塩の博物館「特別展示」
博物館で購入したパンフレットです。こちらは千円ですが千円の価値あり
これを見ながら幕末~明治の時代に思いをはせるのもいいものかと。
坂本竜馬、高杉晋作、桂小五郎達の影には名もなき無名の志士や職人達、多くの犠牲と前進があった事、ライティングビューローや飾り棚は誰が使っていたのだろうかと多くの事を考えることができます。
もう、感嘆を3つ位つけてもいい位!!!
江戸時代が日本史上でも稀に見る平和な時代だったことがプラスに働いたのか。
鳥や花がまるで動き出しそうに造りこまれ、棚やお盆から浮き出したつくりになっているのが美しい。
明治維新で開国された日本の芸術品や工芸品が多数、海を渡っていったということも納得の出来栄え。
しかもこの工芸品達には名前がない。
精緻を凝らして作り上げた芸術品ながら全て無名の職人たちの作品。
ほとんどこういった名品を作り上げた職人達の名前が伝わっていないんですね。残念。
さてさて、作品は、海外への輸出品として作られた物が多いせいか。
全体的に色が派でで金や赤をふんだんに使ったきらびやかな物が主体でした。
芝山細工
寄木細工
箱根の名品として有名な寄木細工が静岡の駿府城近くの浅間神社建立を目的として徳川家光が各地より集めた職人さん達が元になっていることなど
面白い知識も得られました。
陶器・磁器・漆器などの中でも外国人好みの派手な品々が並ぶ様は一見の価値ありです。
安土桃山時代の信長・秀吉が好んだような品を思い浮かべればイメージが湧いてきます。
特に磁器などの描かれている絵柄が、富士山、塔や寺、川、美女など映画「ラストサムライ」で江戸ぽっい町並み(東京・横浜)と富士山が共存している姿を
思い浮かべる次第です。
武将の絵も三国志に出てくるような中国武将チックで赤い色や龍の絵等もあいまって日本的にみてもエキゾチックでした。
しかし何と言っても白眉といえるのは寄木細工や鼈甲等で作られた飾り棚の数々。
飾り棚自身の魅力を前に何を飾ればいいのやら並の美意識で途方に暮れてしまいそうです。
今にも動き出しそうな翡翠の像や美しい九谷焼でも飾ってみたいなと想像を巡らしながら楽しい時間を過ごせました。
入場料100円と破格の値段と渋谷という便利な立地!
日本の美、今後の日本の生き方を考えるためにも、一見の価値ありです。
7/3(日)までが残念ですが、行ける方はぜひお越しください。
たばこと塩の博物館「特別展示」
博物館で購入したパンフレットです。こちらは千円ですが千円の価値あり
これを見ながら幕末~明治の時代に思いをはせるのもいいものかと。
坂本竜馬、高杉晋作、桂小五郎達の影には名もなき無名の志士や職人達、多くの犠牲と前進があった事、ライティングビューローや飾り棚は誰が使っていたのだろうかと多くの事を考えることができます。