ブログ再開しました!まずは、近況を…同じ会社で働いています。サーフィンは続いています。心の波風はおさまらないですし、会社でのポジションも不安定です。ブログを再開したのは…自分を見つめなおすためです。日記風に…
乗り納め年内は今日でボードロッカーが閉まるので、朝行って見た。水族館前というポイントはいつもの穏やかな表情でなく、玄海灘みたいだった…。行ったことねーけど。まず、波がくだけてるところから沖に行けません。沖に出ても、すごい沖過ぎて、どの波にのればいいんだ!?って感じです。とはいえ、ずっと沖にいる訳にも行かないので、前にいる人達がはけたのをみはからって、岸に向かいました。狙った波には、乗れず、といって、沖に戻るのも…と思っていると、めさめさ富士額な男前な波が後ろから…あ!と思った時には、板が全速力で走り出しました。もちろんテイクオフしてません。ボディボード状態です。最後は巻かれながら岸に打ち寄せられました。今年の最後に相応しい乗り納めでした。
チューブの中チューブ状の波ができる場所は極、限られている。少なくとも、江ノ島付近には有史以来出現していないものと思われる。北斎の富嶽三十六景にも荒波はあっても、チューブは描かれていない。そしてチューブに出会ったとしても、チューブライディングてきるのはまさに、神に選ばれし者のみであろう。そんな勇者と語る事ができるのもサーフィンをやっていればこその事。勇者は言う。「チューブの中は音がしないんだ。」冥界から一度も振り向かずに帰還する人もいる。
海の中とその表面と初めてダイビングした時、全く音がない世界であることに何故か感動した。初めて見た魚は鯛か何かの稚魚だった…透き通る背鰭が太陽の光で虹色にきらめいていた。その頃海面や波打ち際には漠然とした恐怖を感じていた。サーフィンする意味が分からなかった。サーフィンを始めて、初めて板の上に立った時のスピード感を今でもはっきり覚えている。波と一体になったような。コンテストにでる訳でもないのに、ただただ波間にただよう人の気持ちがその時わかった。ただその一瞬をもう一度というその一念のような気がする。少なくともワタシはそう思う。