ヒロシマに行ってきて帰った時に、父親からの強い勧めがあって、黒澤明監督の『生きる』を観た。
黒澤明と言えば世界一と言ってもおかしくない映画監督で、ジョージルーカスやスティーブンスピルバーグなどをはじめ多くの映画監督が模範とする日本の映画監督であった。
そして彼のカメラワークや発想は未だに受け継がれており、『スターウォーズ』はもちろん、『ロードオブ・ザ・リング』などでも活かされている。
その黒澤監督の名作である『生きる』を観たのである。
私は今まで、日本の映画は全てクソだと思っていたが、黒澤監督は別格であることを知った。
この映画を観ると、「生きる」ってどういうことなのかと本気で考え込んでしまうのだ!!
もちろんそこに答えはないのだが、私なりに映画を観て結論を出すとすれば、
生きるとは、「他人の人生に響く行動をすること」である!
そして、何かに気づきそれに向かって行動を始める時がその人の本当の誕生日である。
すると、私はまだ本当に”生きて”いないのだ!!
今はまだ死んでいるか、ミイラ状態になっている。
このままだと一生”誕生日”を迎えられない気もする・・・
映画の中でもあるように、命短しなのだ!!
この映画は本当にオススメだ!!古典でもあるしね!
最近は古典がとても良いものだと心底思う。なにか大切なことを教えてくれる。
黒澤明ももちろん、吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』なども!
これからも、古典と格闘する時間を増やしていこうとここで誓う!