昨日はほぼ一日中採点のアルバイトをしていたが、午後17時あたりから放送されるTBSの「バース・デイ」というドキュメンタリーを録画しておいた。
貴乃花部屋からの関取誕生なるかというお題だった。結果的には、親方が部屋を起こしてから9年目の今場所で初の関取が誕生した!しこ名は貴ノ岩。
モンゴル出身の22歳。中学生卒業の時にモンゴルを出て日本に相撲留学。高校卒業後そのまんま貴乃花部屋に入門。8歳の時に母を、16歳の時に父を亡くしている。
なんとか相撲で成功したいという念願の思いが叶った。貴乃花親方も師匠であり日本のお父さんでもあるから、さぞ喜んでいるであろう。
ところで、「関取」ってなんだろうか?相撲には番付というものがある。強ければ強いほど番付があがり、番付の一番最後が横綱だ。だが、そこまで行くのには、順調に出世しなければなれない。
最初は序の口と呼ばれるグループに入れられる。その中である程度の成績を収めると序二段というグループに、そして三段目、幕下となっていく。この幕下というグループにはおよそ90人くらいいて、この中で番付を駆け上がって、筆頭と呼ばれる地位まで行って、さらにいい成績を残したものだけが十両というグループに入る。そして十両の次は幕内となる。この、十両から上を「関取」という。
力士は大体680人くらいいて、十両以上はわずか72人。しかも、給料は十両から発生する。
それまでは年収100万。十両になると年収1500万。幕内は2000万と、急激に貰えるようになる。
ちなみに幕内の中でも大関、横綱クラスになると、3000~4500万になる。
相撲界では十両になることが最も難しいとされる。
貴ノ岩は、本当によくがんばった!貴乃花部屋の稽古はキッツイ。テレビでも、額と鼻から血を流しながら、親方のいうことを聴いていた。親方も、弟子をこれでもかというぐらいにシゴク!
はっきり言って俺があんなところに入ったら死んじゃうだろう。
でも、貴ノ岩は、その決意が違う!なんとしても関取にという気持ちが本当に強い!
彼らを見ると自分がいかに甘いかがよーくわかる。はっきり言って情けない!