はい!巷の大学生が毎回ニュースについてものを申す。ニュースここに注目のお時間です。
今日は、ニュースというわけでもないのだけど、5月26日朝日新聞の天声人語のコラムについての意見を言いたいと思います。
VOGUEというファッション雑誌をご存知でしょうか?世界的に有名なファッション雑誌だそうです。
このVOGUEが昨日、やせすぎたモデルを使わないと宣言したそうです。
読者の中に過度な痩せ願望が生まれ、過激なダイエットに走る人が多いということに反省しての対策だそうです。
特に、日本人女性は異常なくらい痩せていて、20代女性の29%がやせすぎだそうです。「やせてる」のではなくて「やせすぎ」なんです。
なんと、今の日本人女性は、ちょうど戦争が終わって、街には何もなく食糧難で飢えてる人が多かった時期よりも細めという異常さなのです。
このやせ願望は今や深刻な問題を引き起こしています。それは妊婦のスリム化です。なんと妊婦までもがやせちゃっているという・・・
妊婦はおなかの子に栄養をたくさん与えるためにたくさん食べないといけません。そして現在は、出生時の子供の体重が重ければ重いほど良いとされています。後々健康なのです。
おなかにいる子供にあまり栄養がいかないと、胎児は少ない栄養で体のエネルギー循環をやりくりしようと考えて、少ない栄養で十分な体になってしまうのです。そんで産まれてきて、普通に食事をすると、必要以上の栄養を摂取することになり、結果的に肥満や糖尿病になるリスクが増えてしまうというわけです。
最低でも出生時に3000グラムは必要です。ちなみに筆者は3800グラム!
私的には、メディアの罪が大きいでしょう。日本のテレビなどで見るモデルは痩せすぎです。
筆者はどんなにモデルの容姿がかわいくても、針金のような脚を見ると幻滅しちゃいます。
そもそも、脚がキレイという言葉が脚が細いと同義になっているのがいけないと思います。
大体、中世の時代の絵画を見ると、そのどれもがふっくらした女性の裸体を表現しています。サイゼリヤなどでよく見かける「ヴィーナスの誕生」は典型的な例と言えます。
筆者はルネサンス時代に描かれる女性こそが美しく健康的で、魅力があるように感じます。
肉つきは女性の美の一要素だと考えます。日本でよく言われる、「ぽっちゃり」や「ムチムチ」こそが、筆者からすれば女性美の中心です。
ダイエットもよく食べてよく運動するという最もシンプルなダイエットが一番いいと思います。
ちょうどいい、もしくはやせ気味の女性がダイエット願望があることを耳にするとき、非常に腹立たしく思います。
この日本人女性のskeleton現象はいつ無くなるのでしょう?