イリヤ・イーティン ピアノリサイタル@宗次ホール
曲目
1. シューベルト: ピアノソナタ 第17番 ニ長調
休憩
2. ラフマニノフ: ピアノソナタ 第1番 ニ短調
アンコール
3. グルック: Dance of the Blessed Spirits
メジャーな作曲家のマイナーな曲目。
シューベルトの曲とグルックの曲は初めて聴いた。
イーティンの演奏は去年初めて聴いて衝撃を受けて、今回のライヴも行けて良かった。素晴らしい演奏でした。
曲そのものはどうかと言えば、勿論いい曲なんだけどいまいちフックに欠けるなあというのが正直なところ。長いし。マイナー曲になってしまう理由もわかる。
でも音楽は第一印象だけで判断できないことも多い。所謂スルメ曲の可能性もある。クラシックや近現代曲は得てしてそうゆうのが多い気がするのでまた聴いてみようと思う。
また、こういった所謂名曲ではない曲にこそ、作曲家の個性や性格がよく現れるという意見もあり、僕はそれに賛成です。曲の掴み所が少々わかりにくい分だけ、まず飛び込んでくるのが作曲家の個性の雰囲気になるから。