今年の春、わが家の長女は中学に入学しました。
そして、そのタイミングでノートパソコンを購入
してあげました。
スマートフォンは「まだいらない」という彼女の意向を尊重し、「それならパソコンが欲しい」というリクエストに応えた形です。
購入したのは、コストパフォーマンスを重視したLenovoのWindows 11搭載のノートパソコンです。
- OS: Windows 11
- CPU: AMD Ryzen 5 シリーズ
- メモリ: 8GB
- ストレージ: 512GB SSD
- 実質購入価格: 約6万円(楽天ポイントなどを考慮)
このスペックは、最低限ながらも快適に使える「高コスパ」だと判断しました。
現在、このパソコンは彼女の学習の強い味方となっています。
- 週末: オンライン英会話の受講
- 平日: YouTubeの英語学習チャンネルでの日々の学習
- 学校の勉強: YouTubeの学習動画を使った予習・復習
また、ITリテラシーを身につけるため、日頃からパソコンの基本的な管理もさせています。
Windows Updateの方法や、メインで使うGoogle Chromeの更新、さらにはクリーンアップソフトを使ったキャッシュの削除など、「常に快適な環境を保つ」という意識付けを行っています。
目次
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教科書とデジタルの融合:QRコードの利便性
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パソコンの大きな画面でやりたい!娘の小さな不満
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親子で解決!「自分で調べる」が最高の教育
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驚きの進化!Windows 11の標準機能
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親の古い知識をアップデート!IT機器は進化している
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今回の発見から得られた二つの大きな収穫
教科書とデジタルの融合:QRコードの利便性
最近の中学校の教科書は、私たちの時代とは大きく変わっています。
特に英語や社会の教科書では、QRコードが至る所に印刷されています。
このQRコードを読み込むと、以下のようなデジタルコンテンツにアクセスできます。
- 英語: ネイティブスピーカーによる発音や会話例
- 社会: 詳しい解説動画や関連資料
- その他: 理解度を確認するための小テスト(単元テスト)
これらは、自宅学習の質を飛躍的に高める非常に便利なツールです。
しかし、ここで一つの問題が発生しました。
パソコンの大きな画面でやりたい!娘の小さな不満
これまで娘は、私のスマートフォンを借りて、そのカメラ機能を使って教科書のQRコードを読み込んでいました。
彼女は「QRコードを読み込めるのはスマホだけ」
と思い込んでいたようです。
「スマホの画面が小さくて、小テストがやりにくい」
「パソコンの大きな画面でできたらいいのに」
と、小さな不満を口にするようになりました。
親子で解決!「自分で調べる」が最高の教育
私自身の記憶では、Windows 10時代、ノートパソコンの内蔵カメラでQRコードを読み込むには、Microsoft Storeなどで別途アプリをインストールする必要があり、少し手間がかかった記憶があります。
「きっとWindows 11でも何かアプリが必要なんだろうな」![]()
と思いつつも、娘にこう提案しました。
「オンライン英会話でいつもカメラを使ってるでしょ?
カメラがついてるってことは、きっとQRコードも読み込めるはずだよ。
自分でどうやったら読み込めるか調べてごらん。」
娘は日頃から何かを調べることを楽しんでいます。
これは、彼女にとって「パソコンの機能を深く知る」ためのよいの機会だと思いました。
もしアプリが必要だったとしても、その中で「無料アプリの選び方」「有料アプリの注意点」などを教える良い機会になる、とも考えていました。
驚きの進化!Windows 11の標準機能
数分後、娘は興奮した様子で私に結果を教えてくれました。
彼女はGeminを活用して、すぐに解決策を見つけたのです。
【Windows 11 標準カメラアプリでのQRコード読み取り方法】
- 「スタート」メニューから「カメラ」アプリを起動。

- 画面右側(またはメニュー)にある「モード切り替え」のアイコンをクリック。

- モードを「バーコード」に切り替える。

- カメラに教科書のQRコードをかざす。
- 読み取りが成功すると、画面下にURLが表示され、クリックでウェブサイトが開く。
親の古い知識をアップデート!IT機器は進化している
この結果に、私自身が最も驚きました。
- Windows 10までの記憶: 標準カメラでは読み取りできず、専用アプリ(QRコードスキャナーなど)が必要。
- Windows 11の現実: 標準機能としてカメラにバーコード/QRコード読み取りを搭載。
「アプリを入れなくても、標準でこんなに簡単にできるようになったんだ!」![]()
Windows 10の記憶に引きずられ、「何か面倒な手続きが必要」と思い込んでいました
。
普段、ビデオ通話(オンライン英会話、Google Meet、LINEビデオ通話)以外でカメラ機能の設定を触る機会がなかったため、この機能の存在に全く気づいていませんでした。
今回の発見から得られた二つの大きな収穫
今回の出来事は、私たち親子にとって大きな収穫となりました。
- 娘の学習環境の改善とITリテラシーの向上
スマホの小さな画面でのイライラが解消され、パソコンの大きな画面で快適に学習
コンテンツや小テストに取り組めるようになりました。
さらに、自分で問題を解決するためにパソコンの機能を調べ、使い方を理解するという、ITリテラシーを身につけることができました。
- 親自身(私)の知識のアップデート
私自身も、OSの進化と利便性を再認識することができました。
これからは私も、スマホの小さい画面でQRコードを読み込むストレスから解放され、パソコンでアクセスできるようになります。
今回の件は、無駄なアプリを入れる必要もなく、ちょっとした調べる行為だけで解決できる、非常に良い「デジタル時代の学び方」の事例となりました。
