こんにちは。
 

社会人として新たなスタートを切る時、一人暮らしを始めるか、実家から通うかキョロキョロは悩むテーマだと思います。


大学時代に一人暮らしを経験しましたが、新卒で会社員になった際、実家に戻る選択をしました。

親の要望もありましたが、私もその方がいいと思いました。

当時、年配の同僚からは「甘えだ」と言われることもありましたが、今考えるとよい判断だったと思います。
この実家暮らしこそが、私のその後の人生と資産形成の自信キラキラに繋がりました。

この記事では、17年前の新卒時代、手取り14万円からスタートした私が、なぜ実家暮らしを選び、その結果、お金だけでは得られない精神的な安定というメリットをえられたたのかお話しします。
 

目次

  • 実家暮らしを選んだ最大の動機:年間100万円貯蓄という目標

  • 「月2万円」で済んだ生活コスト

  • お金では買えない、実家暮らしの「メンタル面」での恩恵

  • 新社会人こそ実家暮らしを検討してほしい

 


実家暮らしを選んだ最大の動機:年間100万円貯蓄という目標

新卒当時の給与は、現在から見るとかなり少なく、手取りはわずか14万円タラー
初ボーナスも10万円という厳しいスタートでした。


その中で実家暮らしを選んだ最大の動機は、昔から抱えていた漠然とした「お金の不安」を解消するため、「年間100万円貯蓄」を目標にしたからです。

もし働けなくなったらどうしよう…生きていない絶望と、本気で心配していましたので、最低限の生活費を賄うための貯金がほしかったです。

さらに、当時遠距離恋愛をしていた彼氏(今の夫)のために、毎月交通費に約5万円かかり、その半分(2万5千円)を負担する必要がありました。

この出費を捻出するためにも、生活費を徹底的に抑える必要があったのです。
 


「月2万円」で済んだ生活コスト

実家暮らしを選択したおかげで、毎月の出費は劇的に抑えられました。

親との話し合いで決めた金額ですが、食費や光熱費(電気・水道など)をすべて含めて、毎月の生活コストは驚愕の「月2万円」びっくり。今考えても破格です。

会社の同僚からは「依存してる」「甘えている」ショボーンと言われましたが、彼らは私が一応毎月2万円を家に入れていることを知りません。

しかし、
同僚が言っていることは事実だから、なにも言えないぁ。
   でも違法なことではないでしょ?

って割り切っていました。真顔


【「甘え」の側面も否定できないが...節約と自己管理能力】
正直なところ、実家に戻ってからの平日の生活は、母に頼りきりの部分が多かったのは事実ガーンです。


しかし、大学時代の一人暮らしで「家事や料理は一通りできる」という基礎が身についていたことが、精神的な救いになりました。

 

当時から「月に1万円ちょっとで食費を抑える」といった自炊と節約を実践していた経験が、「やろうと思えばいつでもできる」という自己管理能力を私に与えてくれていたからです。
そのため、実家暮らしに戻っても焦りはありませんでした。

また、平日のお弁当は自分で作り、週末には実家での料理や掃除を行うなど、完全に依存する生活にはならないよう意識はしていました。


厳しい状況ながらも、この月2万円という圧倒的な低コストのおかげで、私は着実に貯蓄を進めることができました。

初年度は目標の100万円にはわずかに届きませんでしたが、結果として約2年間で、目標としていた200万円を貯めるお札ことはできました。

 


お金では買えない、実家暮らしの「メンタル面」での恩恵

実家暮らしのメリットは、経済的な側面だけではありません。
新社会人の私にとって、精神的な支えになってくれたことこそが、お金で買えない最大の恩恵照れでした。

新卒で入った会社では、初めて社会の厳しさに直面し、さらにパワハラにも悩まされていました。
仕事自体は楽でも、連日のように精神的に疲弊凝視し、心が毎日削られていくような状態でした。

そんな心の避難場所としての役割こそ、実家が果たしてくれたのです。家に帰れば...

  • 家族がいて、何気ない会話美味しいご飯がある。
  • 仕事の悩みを話さなくても、普段通りの日常で接してくれる
  • 週末に親とスーパーに買い物に行くだけでも、仕事のことを忘れられる

実際に悩みを聞いてもらうよりも、「ただ普通に、何の心配もなく過ごせる日常花があること自体が、当時の私にとって最高の心の避難場所となりました。

精神的に参っていた私にとって、この家族との時間は、何にも代えがたいメンタルケアでした。

通勤は片道1時間半というデメリットはありましたが、それに見合う、いや、それ以上の精神的なメリットが実家暮らしにはありました。
 


新社会人こそ実家暮らしを検討してほしい

私の経験から言えるのは、特に新社会人のうちは、もし実家から通える環境にあるなら、実家暮らしを検討してみてほしいニコニコということです。

私の場合は、親から「実家から通える会社、または一人暮らしでも同じ県内の会社にしてほしい」という要望がありましたが、結果的にその選択が最善でした。

もちろん、家族との関係性にもよりますが、経済的なメリットはもちろんのこと、精神的な安定という点で、かなり救われました。

  • お金を貯められる:将来のための資金を短期間で構築できる。
  • メンタルを維持できる:社会の厳しさから一時的に離れ、心を休ませる環境がある。

会社の人が言う「甘え」という側面は否定できませんが、初期の資産形成と精神的な健康花こそ、その後の社会人生活を乗り切るための土台になると思います。

この土台作りに集中できる環境を得られるなら、多少の通勤時間や周囲からの視線は、乗り越える価値があると考えています。