文字板交換の予定でしたが、

急遽リューズ抜け修理に…

以前初めて成功し

リューズが抜ける時計 | 自称・時計職人のブログ (ameblo.jp)

今回も同じロードマーベルなので大丈夫だろうと

交換してみました。

 

外れていた所は撮っていませんので、

いきなり完成の図

さすがに慣れて、すぐにできました。

針も入れてリューズを回して重なりチェック

もちろんリューズは抜けなくなりました。

順調に進み、ケーシング

が、入らない…

 

どうしても入らない

なぜ

わかるでしょうか?

機留めのネジが、わずかにムーブメントからはみ出しています。

 

恐らくこれが邪魔してケースに入らいないと判断。

無事収まりました。

 

ベゼルも多少手間取りましたが、はまりました。

元々付いていたものなので入って当然ですが、これがなかなか

元に戻らないことも多くて困ります。

 

ただ、気になるのは上図の隙間

これは巻き芯カットで大丈夫…と思う。

 

が、挑戦したことがありませんので、

ちょっと不安はありますが、切りすぎないよう

臆病に徐々に徐々にカットしていきたいと思います。

 

出来るかな?

 

四つ割りで挟んで竜頭を外しました。

まきしんを切るとペンチの刃先がダメになるらしく

使わない植木ばさみで

全然ダメでした。

使わないペンチで

適当に切って(慎重にするつもりでしたが面倒になって)ロックタイトで接着

竜頭を外すつもりが全くないなら、瞬間接着剤でもモーマンタイ!

きもーち、奥まで入ったかなぁレベル

リューズの差込口が外まで出ているので、どのみち竜頭の円周の空きスペースに上手く収まってくれそうにないので、妥協しました。

 

今回は、今までの修理で学んだことの集大成とも言えます。

 

・まず、リューズ抜け修理及び巻き芯カット

・その前に剣抜きや文字板外しがありました。

・次に風防も交換し

・おまけにラグ足に残っていたバネ棒もルーターで撤去しました。

 

元々部品取り用のそれほど綺麗な個体でもなかったので、気兼ねなく取り組めました。

何とか失敗せずに終えることができ達成感はあります。