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たぶん、そんなにブログアップしないです(苦笑)

後半の部の最後4団体です。

 

高校以上の部 大会結果

 

 

 

各団体の大会報告SNSを紹介し、一言コメント添えていきます。(SNSリンクが無い団体は公式SNSなどに全日本マーチングコンテスト報告記事がまだなかった団体)

 

 

【後半15〜18】

 


15.習志野市立習志野高等学校吹奏楽部(東関東支部代表)・・・金賞

昨年度まで習志野高校吹奏楽部マーチング編曲&指導されていた海老澤先生が今年度は他校異動され、習志野マーチングに変化あるのだろうか?と興味深く観させてもらいました。

昨年度までの習志野マーチングはその年ごとにテーマとする国を定めその国にまつわるナンバーを盛り込みます。

そのナンバーは海老澤先生による編曲なので他団体が原曲が同じナンバーを演奏していても習志野マーチング演奏の曲は違うスコアのものでした。

今年もテーマ国を決めて作品作り上げるスタイルは継承されていました。

今年のテーマ国はイタリアです。

4曲目の“ユー・レイズ・ミー・アップ”だけはイタリアとはゆかりが無さそうですが(何かしらイタリアと繋がりあるのかな〜)、“ユー・レイズ・ミー・アップ”のサビフレーズに乗せての演技は観客の胸に込み上げさせるものがありました。

ラスト曲は「習志野もだったか〜!」の“トゥーランドット”でした。

今年の習志野高校マーチングを作り上げ指導されてきたのは竹澤先生という方。

このかた、習志野高校吹奏楽部OBだそうで現全日本吹奏楽連盟石津谷理事長の教え子とのこと。

習志野高校赴任前は習志野市立第二中学校、第四中学校の吹奏楽部を指導され両校を吹奏楽コンクール上位大会、全日本マーチングコンテストに率いてこられた実績をお持ち、そして海老澤先生転出後の後任として習志野高校へ着任された経歴でした。

中学校は都内のマーチング有力中学校ご出身で中高校とマーチングプレーヤーとしての経験がありプレーヤー目線でマーチング指導できる顧問先生です。

有力指導者転出後もすぐに有力な後任者を着任させられる習志野市立各校挙げての吹奏楽部とその指導者の支援育成体制が出来上がっているのには恐れ入ります。
市立習志野高校マーチングで個人的に毎回注目しているのは演技の中で何度か行われる隊列ブロックローテーション・・・四角形ブロックにした隊列をロ回転させる挙動・・・を習志野は四角形崩すことなくキレイに回転させます。
この隊列ブロックローテーションは他団体も披露しますが、隊列崩れることなく四角形のままキレイに回転させられる団体は少ないです。
今年は全日本吹奏楽コンクールでは悔しい結果に終わり、そのリベンジを胸にこめての全日本マーチングコンテストだったと思います。
金賞お見事でした。


16.九州産業大学附属九州産業高等学校吹奏楽部(九州支部代表)・・・銀賞
昨年8年ぶりの大阪城ホール返り咲きし2年連続の大阪城ホール。
私の観覧席の周りに九州産業高校関係者が多かったのかもしれませんが、九州産業のフロア登場ではひときわ大きなエールが飛んでいました。
公式Instagramを読むといろいろなことが書いてありました。
背中に大きく「93」(九州産業の語呂合わせ)が描かれたジャージウェアは今のデザインは今年度がラストで、来シーズンからは新しいジャージウェアにデザインチェンジされるとのこと。
また今回とても演奏レベルが高かったと感じたのはプロ奏者に集中レッスン受けて挑まれていたこと。
九州マーチング指導者オーソリティの山崎氏によるコンテデザインであったこと。
今年の九州産業マーチングは“愛”をテーマに、愛にまつわるナンバーのメドレーでした。
“ウェディングマーチ”での周回パレードから始まり、“愛の讃歌”、そして「九州産業もだったか〜!」の“トゥーランドット”でした。
総じて演奏レベルが高く、これは金賞いったのでは?!九州勢オール金賞なのでは?!と感じたほどでした。
フィニッシュの「93」コンテで締め、会場からは大きな拍手を浴びていました。

九州産業高校吹奏楽部公式Instagramより





17.東海大学付属高輪台高等学校吹奏楽部(東京都支部代表)・・・金賞
今年の全日本吹奏楽コンクール&全日本マーチングコンテストダブル出場組です。
2022年大会から着用するようになったマント付きオーバーレイを今回も着用。
このマント付きオーバレイ着用はじめてからは「Mondo con amore」シリーズで3大会に挑みましたが今大会から選曲コンセプト一新。

「Mondo con amore」シリーズでは中間部のトゥーランドット“誰も寝てはならぬ”のフレーズでのカンパニーフロントに移行するときにそこで唯一打ち鳴らすだけの銅鑼を肩から下げて演技するメンバーが居てちょっとばかり注目集めていましたが今年は銅鑼を打ち鳴らす曲でなかったこともあり銅鑼を持って演技するメンバーはいませんでしたね。
昨年までの3大会はオペラ曲によるオペラ世界観を再現したかのようなマーチング作品でしたが、今年は情熱のスパニッシュでした。
「カルメン」「マラゲーニャ」のフレーズなど情熱たっぷりの演奏で、カンパニーフロント直前は闘牛士よろしくのマント使いがにくい演出でした。
東海大高輪台のマントは背面が黒、内側は赤という色仕立てのためメンバー全員が背面向くと黒色の隊列となり、全員が前を向くと赤白の鮮やかな色彩に切り替わります。
この背面向き・前面向きのコントラストを上手く演出に盛り込んでおり、先ほどのカンパニーフロント直前のマントの使い方も横一列に並んだメンバーが片手でマントを広げて赤色面積を増やして視覚効果を狙っていました。
東海大高輪台のマーチングは演奏も演技も「豪華絢爛」という表現に尽きます。文句無しの金賞でした。これでマント衣装に切り替えてから4年連続金賞。
東京都支部の吹連マーチングコンテスト出場高校団体は今や東海大高輪台と八王子しかいないのですが(あと2つ一般団体がいますがそれぞれ東海大高輪台、八王子のOBOG&本体マーコンメンバーに入れなかった高校メンバーによる編成バンド)、この高校2団体ともに全国金賞レベルということを今回証明してみせました。
東海大高輪台も12/7さいたまスーパーアリーナ マーチングバンド全国大会へ悲願の初出場。
この大阪城ホールで競演した東農大二高、滝川第二と再び相まみえることになります。

東海大高輪台高校吹奏楽部公式Instagramより



18.宮城県多賀城高等学校吹奏楽部(東北支部代表)・・・銅賞
今年の演目は「Milky Way〜天の川の伝説〜」。
そう、昨年京都両洋高校が全国初出場で披露し金賞受賞した作品のリメイクです。
北海道遠軽高校記事でも書きましたが公立校はどうしても費用面・練習時間面から見てゼロからマーチング作品を作り上げるのが厳しく、過去の他団体好成績作品をお手本にリメイクされる団体が多いです。
今大会では中学生の部に出場した高須中学校(九州代表)もこの曲だったようで多賀城高校、高須中学校ともに昨年の京都両洋マーチングのコンテをかなりお手本にされていたように見受けられました。
昨年京都両洋全国初出場&いきなり金賞の演目は大人気のようです。
多賀城高校は吹奏楽コンクールでは東北大会連続金賞レベルなので演奏レベルはとても高いです。
それでも吹奏楽コンクール会場のホールのみならずマーチングコンテスト支部大会までのアリーナと比べても圧倒的に容積が違う大阪城ホールの会場内空気を響かせきれるかどうかが全日本マーチングコンテストの肝であり成績結果に影響がでてくるポイントだろうと思います。
でもどの団体も最初は金賞団体がまぶしく見えていたはずですが、いつかは自分達がまぶしく映る側になっていくはずです。

多賀城高校吹奏楽部公式Instagramより



【表彰式前エキシビション】
毎年表彰式前の待ち時間を利用して箕面自由学園中学校・高等学校チアリーダー部によるチアリーディングエキシビションプレーがあります。
以前は表彰式は全団体終演後の最後にまとめて行われていたのでチアリーディングエキシビションプレーも最後に一度だけでしたが、昨年から前半・後半独立して表彰式が行われるようになり箕面自由学園チアリーダー部も前半・後半それぞれでエキシビションプレーを披露します。
マーチングコンテスト出場団体からすると「エキシビション」ですが、箕面自由学園チアリーダー部からするとこれも立派な大きな本番舞台です。
前半の部を私が観覧した席の近くには箕面自由学園チアリーダー部保護者と思われる方が着席し観覧されていました。
「そうか、箕面自由学園チアリーダー部保護者も全日本マーコンチケット抽選に応募・当選しないと我が子のこの晴れ舞台プレーを見ることができないんだ」と再認識でした。
箕面自由学園は吹奏楽部のみならずチアリーダー部も国内トップレベルです。
箕面自由学園はもともとアメリカンフットボール部が強豪でアメフト部試合のスタジアム応援をするために吹奏楽部とチアリーダー部が創部されたと聞いています。
箕面自由学園高校の各強化クラブは統一チーム名「GOLDEN BEARS」を冠しており、チアリーダー部も吹奏楽部も「GOLDEN BEARS」を名乗っています。
その両部とも今ではそれぞれの大会で全国トップレベルを張るまでに成長しました。
チアリーディングの醍醐味はなんといってもアクロバティックなスタンツプレー。
激しいスピンやロールを加えて高くジャンプ(というかあれは下のメンバーが上に高く跳ね飛ばすのと上に跳ぶメンバーの脚のバネで跳び上がっています)し、タワーの上にストッと収まる(この場面でも下から跳び上がってくるメンバーの脚をガッチリキャッチして支える2段目・3段目のメンバーの頑張りがあってこそです)アクロバティックな高難易度プレーを笑顔で簡単そうにやってみせるその姿は拍手です。
チアリーディングのスタンツやアクロバティックの実演を添えた解説、ポンポンによる文字パフォーマンス、「マツケンサンバⅡ」によるノリノリの演技、ラストのMrs.GREEN APPLE“僕のこと”に合わせた演技、最後の「皆さんは頑張ることにマーチング・音楽を選ばれ、私たちはチアリーディングを選びました。」というくだりでのエールは毎回のことながら感動モノです。
箕面自由学園チアリーダー部の彼女たち、この大会に出場した各団体とも、ジャンルは違えど汗と涙にまみれ血の滲むような努力を積み重ねて今日この日を迎えたことは誰しもがわかります。
表彰式前のこのエキシビションプレーにより出場団体メンバーのみんなそして保護者・関係者のみんながが同じ気持ちになり、この晴れ舞台で競演した他団体へも労いとリスペクトの気持ちを持って表彰式に移行していきます。
今年も箕面自由学園中学校・高等学校 チアリーダー部の皆さん素晴らしいエキシビションプレーありがとうございました。


箕面自由学園高校チアリーダー部公式Instagramより



【表彰式〜その後】
今は表彰式では各団体代表者10名がフロアに整列し、それ以外の出場メンバーは出場団体席(両サイド真横になるブロック)に着席します。
かつては出場団体全員がフロアいっぱいに整列していましたが2020年コロナ禍中止、2021年関係者のみ現地観覧のあとは全員がフロアに整列することはなくなりました。
結果発表で、いわゆる金賞常連団体の中でも「ゴールド金賞」のコールで大歓声あげる団体、「ゴールド金賞」受けても歓声あげない団体とそれぞれでした。
歓声上げないのは近くに着席している他団体のことを考慮されるなどの考えのもとなのだろうと思います。
そのかわり、閉会後の会場外での祝勝ミーティングでは喜びを爆発させていました。
逆に静かに総括のミーティングをして引き上げる団体もあります。

どの団体も今年も素晴らしいパフォーマンスをありがとうございました。

年末のスカイA「マーチングブラボ!」放送が楽しみです。
きっとこの日の興奮よみがえり、観させてもらうことになると思います。