前回、
『歳とともに記憶力は衰える』と信じ
その通りになって
「やっぱり!」と思っていた
というお話を書きました。
自分でも気が付かないほど
昔から日常的に聞き続けてきた言葉の真偽は
それが事実ではないかもしれないのに
見直すことすらしません。
無意識に使っているからです。
ですので、
親や身近にいる大人の、子供に対する言葉かけは
とても大事です。
その大人が思い込んでいることは
言葉の端々によくでてきて
子供はそれを繰り返し聞くことになるからです。
でも「暗示」はマイナスの面だけではありません。
逆発想して
“意識して”プラスの「暗示」を繰り返せばいいのです。
良いも悪いも言葉の威力はすごいんです。
カウンセリングをしていると
その人の使う言葉がその人の現実を作っていると
手に取るように感じます。
まず、ご自分でよく使う言葉に気が付きましょう。
気が付きポイント
・「~しなければならない」を 「~しよう」「~できる」に。
語尾をこう言い変えるだけで
随分と気持ちが楽になり行動しやすくなるのが分かりますか?
・「無理!」「出来ない!」「分からない」を
「やってみよう」に。
「~してみてください」と言われた時に、
心の中で思ったり言葉に出して言っていませんか?
この言葉を使った瞬間に脳は
「無理」「出来ない」「分からない」という
あなたが思った通りの状態になってくれます。
また、独り言のようによく使われる言葉は「難しいな…」です。
これも同じで、こう呟いた瞬間に「難しい」状態に仕上げてくれます。
よ~くご自分の使っている言葉を観察してみてください。
観察すれば、無意識でネガな言葉を使っていることによく気が付かれることでしょう。
気が付いたときに、望む言い方に言い換えれば
自分の状態が望む方向に向かいます。
やってみてくださいね。
実践することでどれだけいい状態になるか、
実感できると思います(*^。^*)