教育論(1) | アツキココロ

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広島県在住の経営コンサルタント・児玉学の熱血ブログ。

仕事、論文書き、子供2人の受験、PCの不調、などなどを理由に長期さぼりに入っていましたが、その間も少なくない方々から暖かいご要望いただきました。ありがとうございます。しかし、一旦サボるとなかなか戻れないもんで・・・。


やっと続けざまに詰まっていた業務がほぼ見通しがついたので、そろりと再開に。


まずはリハビリ初めに、教育について。


今日の新聞に、作家で精神科医のなだいなださんが、こんなエッセイを載せてました。


「アルコール依存症の患者で、患者として非常に優等生な人がいた。病院の決まり・医師や看護師の指示に非常に素直に従う。病院内では文句のつけようが無い優等生なのに、なぜか退院させると又すぐ飲んでしまって戻ってくる。理由を問いただすとそれは「優等生だからだ」と。優等生は決まりを守る能力は高い。だから入院中は決まりに従っていればいい。でも退院してしまうと決まりといった「羅針盤」が無いから、どうしていいか分からなくなる。それで又飲んでしまうのだと。この事実は、現代教育の問題点を突いている。共通一次の受験戦争が、自分の人生の羅針盤を持たない優等生を、どれだけ多く作ってきてしまったのか。自分を創る、という原点に戻る必要がある。ゲーテは言った。一番大切なのは、自分を失わないことだと。」


自分や羅針盤を持たない優等生は、社会に出てもあまり役に立たない。本当に『頭がいい』というのは、優等生でいることなんかじゃないわけです。


(つづく)