私のコンサルティングの専門領域は「アカウティング」と「マーケティング」と「メンタリング」。
他に「都市再開発・不動産再生 」や「企業再生 」「IT」等がありますが、これらは「領域」というより「舞台」や「ツール」です。もっと言えば、中小・零細企業のコンサルティングはあらゆることに対応できなければ役に立たないので、基本的には「何でも屋」であります。
でも専門性は必要。「特にコレならコダマ」という差別化領域がないと、生き残れない。そう思っています。
「マーケティング」は元々自分自身が営業上がりで、好きだから。永遠に追いかけて行きたいテーマです。コンサル業界の中でも最も競争の激しい領域ですが、常に実践主義で「トライ&エラー」しながら独自のノウハウを蓄積していきたいですね。
「メンタリング」は独自の技法として、ブラッシュアップしていきたい。ハンズオン型のコンサルティングには欠かせない領域だと考えています。
そして「アカウティング」。
特に私が力を注ぎたいのは「管理会計の普及」です。
以前記述したとおり、企業経営の基礎になるのは「管理会計」なんです。
でも実際には「財務会計」だけで経営を行っている中小・零細企業がいかに多いことか?
もちろん「財務会計」は制度会計であるがゆえに必須なんですが、これは過去会計。「結果」の会計なんです。だから、経営の羅針盤にするには向いてない。
現代のようなスピード社会では、結果を見てから次の行動を考えていたのでは遅い。走りながら、常に「現在」を知り「未来」を予測することが求められます。「管理会計」はそのためにどうしても必要なんですね。
しかし、多くの中小・零細企業では会計の専任者が少ない。もしくは居ない。「財務会計処理だけでも大変なのに、屋上屋を重ねるような会計業務はとてもできない」、そうおっしゃる経営者も多い。
でも私に言わせれば「後ろについた足跡(過去会計)は見えても、今歩いている足元(現在会計)も行き先(未来会計)も見えない状態でどうやって前に進んでいくのか?」っていうことになります。管理会計とは極めて重要な「経営管理ツール」なんです。
実際に、危なくなった企業の支援に入った私がまず最初に行うのは「経営数字の実態化」です。財務会計情報は、実態の一部しか表していません。事実は隠れている場合が多いのです。そして、経営者がそのことに気付いていない。「わざと隠している」訳じゃなんです。財務会計で全て、と思い込んでいる中小・零細企業経営者は予想以上に多い。
で、実態化させた数字を見せると、能力のある経営者はそれだけでピンと来る。「見える」ようになっただけで半分課題は解決できたりするんです。
「見える会計」。これが管理会計。
財務会計は「見せる会計」。
この違いに気付いていただきたいですね。