チェコ人来たる!! 東欧人の感情表現について | 国際交流JustNow

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チェコ東部から来たアレスさんと女子大生の彼女さん。アレスさんは仕事を辞めたタイミングで日本に来ました。
 
東欧の人あるあるなのですが、感情表現がないなぁ。。。と思ってしまいます。
 
例えば、先月受け入れたパレスチナ人のアダムはどこへ連れて行っても感激して、「オーマイガー」を連発して、感動してくれます。だからもっともっと喜ばせたくなったり、サービスをしたくなりました。
 
チェコの二人は美観地区を案内しても、地元産の美味しいブドウを提供しても、なんの反応がない。シーンとしていてちょっと虚しくなったんです。
 
 
帰ってチャットGPTで調べたら、東欧人が感情を出さないのには理由が4つありました。
 
理由1: 歴史的背景
東欧は、長い歴史の中で多くの政治的な圧力や戦争、占領を経験してきました。特に冷戦時代の共産主義体制の下では、監視社会や言論統制が行われ、他人に対して過度に感情を表現することはリスクを伴うこともありました。感情を抑制し、自己防衛の一環として内面に秘めることが一般的だったため、その影響が現在も残っている可能性があります。

 

理由2:文化的要素

感情を公に表すことは「強さ」や「成熟」の欠如と見なされる場合があります。特に感情を制御することは、自己管理や自尊心の一部とされ、個人の内面的な強さが重要視される文化もあります。例えば、仕事や公的な場面では感情を出さず、冷静であることが好まれることがあります。

 

理由3:家族や教育の影響

家庭や教育の中でも、感情を強く表現することが抑制される傾向があります。親や教育者は、特に困難な状況に直面したときに感情を抑えて行動することを教えることが一般的です。そのため、感情をあまり表に出さない傾向が世代を超えて受け継がれている部分もあります。

 

理由4:社会的期待と礼儀

多くの東欧の国々では、感情を表現することが過度に親密であったり、他人に迷惑をかけると考えられることがあります。感情を控えめに表現することで、他者との関係を円滑に保つことを重視する社会的な期待も影響しているかもしれません。

 

 

色んな事情があるんですね。葡萄もだいぶ時間が経ってから、「今まで食べたブドウのなかで一番美味しいよ」と言ってくれたり、プラムブランデーをお土産にくれたり、最初は冷たい感じがありましたが、時間をかけたら人間性が伝わってきて、「良い人達なんだなぁ。。」というのをジワーッと感じられました。今回は勉強になりました。

 

 

二人が日本に来て驚いたことは、駅などで困っていたら色んな日本人が声をかけてくれて親切に助けてくれたこと。チェコではそんなことは起きないそうです。これもきっと共産主義体制の影響かもですね。

 

 

チェコはロシアに占領された歴史があるので、未だにロシアに対しては良い感情は持っていないそうです。

 

 

日本食で美味しかったのは餃子。チェコにもありますが、ベリーとかフルーツをいれるそうです。食べ物ってそれぞれの国で独自に進化するのが面白い!!

 

 

お隣ドイツとは物価は同じでも、給料が3分の1.ドイツやオーストリアの国境沿いに住んで、それらの国で働く人が多いそうです。

 

 

チェコでは大学の学費は無料なので、チェコの留学して医師や看護師の資格を取って、他の給料の良い国で働く学生も多いとか。さすがにそれは規制したらって思うけど。。。

 

 

彼らは東部の田舎に住んでいるから、カウチサーフィンでホストをしたくでも誰も来ないそうです。倉敷は美観地区があるからラッキーです。