シンガポールってどんなイメージですか?
好調な経済、強固な金融システム、豪華なホテルやカジノ、安全で清潔な街。
最近では、無税などに惹かれて多くの日本の若い経営者が移住してますよね。
最先端の未来都市というイメージなので、きっと住みやすい所だろうなぁと思ってました。
でも、先日泊めたシンガポール人のダレンシャン君は違う意見を持ってました。
実は、海外へ移住希望している若いシンガポール人が多いそうです。
彼に言わせると2つ理由があって、
ひとつは、
「シンガポールは法律が厳しすぎて、まるで監獄に住んでいるみたいに息苦しい」
ゴミを捨てたり、つばをはくと罰金が厳しいことでも有名ですよね。
彼がニュージーランドを旅した時、地元の人たちが海に飛び込むのを見て、
「なんてことをするんだ。法律違反じゃないか」
と思った自分に驚いたそうです。
シンガポールでは「やってはいけない」事が多すぎて、それが当たり前だと
思っていたけど、世界的に見ると、異常なほどに決まりが多すぎて
自由がないことに気づいたそうです。
それから、そこら中に監視カメラがあるんですよね。
ふたつ目は、
「美術・芸術やスポーツに全くお金を使わない事」
オリンピックであのマイケル・フェルプスを破って優勝した
シンガポール人がいますよね。
親は家を売ってまでお金を作ったそうですが、
シンガポール政府はただの1円もださなかったそうです。
(あくまでダレン君の話です)
シンガポールは起業するには最適の国で、誰でも簡単にビジネスを
始められるシステムがあるそうです。
あまりにお金儲けに重点を起きすぎて、
美術・芸術、スポーツといった心や健康への栄養面を軽視しているみたいです。
それに不満を持っている若者が多いとか。
ダレンも海外へ出たいと言ってました。
話を聞いていたら、映画『エリジウム』を思い出しました。
全てが管理されている未来都市だけど、なんか息苦しそうな。。。
でも、シンガポールは食事は美味しくて、
面白い人が多いので、一度行ってみたいです。