フィンランドの分譲住宅は、それぞれの住人が株主となって、「全住宅管理をプロの管理人の
意見を参考にする」という『株式会社』と同じ仕組みで運営されています。
一年に2回ほどの集会で、株主である住人たちが居心地良い住み方の改良をメンテナンスします。
庭にバーベキューの小屋を建てようとか、庭にもっと花を植えるとか、ランプの増加とか色々な
提案を出し合い、その中から多数決で決定します。ですので、何をリフォームするか、何を購買
するかによって、その月のメンテナンス料金が上がったり、下がったり変化します。
又電気、水道料金は、全住人の消費料金を頭数で分けて支払うシステムも多くあります。
すべて自分たちの好きな様に決めるわけです。
洗濯機や乾燥機のスペースを節約するために、地下には、共同で使用できるいろいろな設備を
揃える事は常識化しています。
50年代から70年代までは、プールなどの設備も設置していましたが、湿気から生じるのカビ問題と
メンテナンスの費用節約から、以前のプール設置の人気は、現在エコ思想に基づきなくなりました。
洗濯機、インスタント乾燥機 シーツのしわを伸ばし取るプレス機。
住人それぞれの物置スペース(左) 庭掃除の後でゆっくりできるスペース。コーヒー沸かしもあります(右)
庭には、砂場で遊ぶ子供を監視しながら屋根付きスイングでゆっくりと座る一時。
またはビールを飲みながら、ゆれながらバーべキュー焼けるの待つ。
駐車場には、冬場エンジンを暖めるための電気柱付きで駐車料金わずか月500円程です。
ワインなどに適している地下の冷凍室は、一年中プラス5度を保っています。
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