すまいのレシピ【すまレピ】 フィンランド便り

すまいのレシピ【すまレピ】 フィンランド便り

フィンランドの最新インテリア、家具、インテリアアイテム、インテリアコーディネート情報、現地の日常など、様々な情報を現地特派員がお届けします。

ヘルシンキの夏の前兆は、マリメッコの新作ファション発表から始まります。

ファッションブティックや最高級ホテルカンピが立ち並ぶエスプラナーディ通りに沿った公園にあるポップアップ舞台で開催されました。

今年も良い天気に恵まれ、ヤングとセニアの世代感覚を超した、マリメッコのデザインマニアが集まりました。

 

マリメッコのファンを魅了した今年のパターンは、伝統的なユニッコの花のイメージを壊すことなく、花柄をモチーフにした、さわやかなデザイン。

Marimekkoの大胆でシンプルなイメージは、ストリートを通り過ぎる人の目を刺激する魅力があります。伝統的なマリメッコイメージのデザインを維持する新しいパターンが生まれました。


ファッションショーを盛り上げていた歌手が、舞台でモデルと歩きながら、音響効果を背景に歌手も新作柄を着て愛想をふりまうのも印象的でした。

観客はセニアファンがヤング層と共に目立っていました。

Marimekkoは60年代からフィンランドのデザインイメージのパイオニアとして、ブランドを立ち上げました。

Marimekkoを愛する人は、年齢層を超えています。

その人気の発端は、ケネディ大統領が1960年代にフィンランドを訪問した時、ファーストレディ、ジャックリーンの目にマリメッコの柄に魅力され、何着も買い求めたことですが、その話は世代を超えて語り続がれています。

 


新作ファブリックの柄を全キャンペーンの印刷物に取り入れました。

 


新柄でまとめたピロウ デザイン

 

 

フィンランドは、いつでも、何をするにも天気が良ければ成功する不思議な力があります。

(天気のお陰で)伝統花のマリメッコのイメージをキープした新デザイン意図の印象を受けました。

 

以前のマリメッコの戦略は、あの花柄の「ウニッコ」でマリメッコを世界へ広げました。その後、新風デザインを発表し続けてきましたが、成功は納めずでした。そして伝統的な花柄はキープし色の工夫で新しさを表現し始めました。マリメッコは、花柄なしでは、企業イメージは将来性が無いと考え、花柄をマリメッコの顔と決めた様子です。花柄だけでなく、他の大胆でシンプルな幾何学的柄もマリメッコのイメージですが、基本は、花柄です。

最近のMarimekkoの売り上げは倍増し、Marimekkoのイメージはさらに高く評価され始めています。

 

以前人気の高かったサウナ我慢大会は、毎年多くの人が集まるイベントでしたが、優勝へのこだわりの為、命を落としてしまうような不幸な出来事があり、国民があまりにもショックを受けたため、中止になってしまいました。

競技の内容は、サウナを高温130度以上に保ち、30秒ごとに1リットルの水をストーブにかけ高温の蒸気を体に直接にあてて、10分ガマンするというものですが、殆どの競技者はギブアップをします。

残りの少数で一位を争い、我慢の見せ所になる訳ですが、数年前にあまりにも長い我慢耐が続き、死に至るほどの我慢競争になってしまいました。

その後、この競技は、バカバカし過ぎるとして除外される事になりました。

その時の我慢競争では、フィンランドの大男と、小柄なロシア人男性との競い合いで、ロシア人は、競争前に痛み止めの薬を服用していたため、死に至るということがありました。

残ったフィンランド人もかなりの火傷で数週間入院したとの事でした。

このような残酷なサウナ競技以外の、楽しい6つの面白行事が切手のテーマになって販売されます。

 


左上から下の順序で紹介します。

1.女房担ぎ。これは面白く、担ぎながら、色々な困難な場を通り抜けてゴールに達します。どろ水たまりでは、体が濡れて愛する女房が旦那のグリップから泥水へ滑り落ちる姿は、大きな拍手と共に笑いがとまりません。akankantoで探索してください。面白写真を見つけてください。

2.エアーギター。  この競技は、すでに世界へ広まり、日本選手が優勝した事がある種目です。カラオケの様にギターの騒音が響く中、ギターを弾く真似をし、ステージを暴れまわり、音楽に合わせて興奮ジェスチャーをみせて、あたかもスター気取りの面白競技。

3.巨大な蟻の巣の上に裸で長時間我慢する競技。お勧めしません。

4.長靴投げ。 長靴をどれほど遠くへ投げる競技。長靴の代わりにノキアの携帯電話投げも競技の一つです。

5.フィンランドでは男女いつも平等との事で、この競技は、旦那をリアカーに乗せて女房が走る競争。

6.泥沼でのサッカー。フィンランドの魅力、18万程の数の湖は、殆どの都市の一部として生活に馴染んでいます。沼地も多くあり、サッカー大会の競技場としています。貴方も参加して優勝に挑戦しませんか。

フィンランド郵便・プラス マーキングは新アイデア追跡可能な通常郵便。

大事な手紙をポストに入れて、受け取り人へ無事に着くものと思っていますが、届かなかった経験は、あるでしょうか。

EMSや特別郵便では、追跡サービスが整っており、いつ届くか調べながら追跡でき、安心感を与えてくれます。

フィンランド郵政では、通常郵便物の切手の横に追跡スタンプを貼る気軽さで追跡サービスを使用出来る様になりました。その商品名はプラスマーキング。

国内郵便の切手料金は、1,4ユーロ、そして追跡プラスマーキングは1,5ユーロで、切手の横に貼るだけで大事なレターの追跡ができる様になりました。

恋人に送る愛の気持ち一杯のレターは、いつ届くか確認したい物である。

通常の郵便切手と追跡プラスマーキングのサイズの比較。切手の横に貼って送れる気軽さです。

後は、追跡番号でフォロウするだけで、大事なレターがいつ届くが確認できます。

その名前は、葛西紀明氏。ご存知ですか。

ウィンタースポーツに興味ある人はご存知でしょう。

 

彼は、16才で世界レベルのスキージャンプのチャンピオンシップ競技に参加しており、現在も現役として世界のスキージャンプ台を飛び回っているスーパーヒ―ローなのです。世界選手権の試合で多くのメダルを確保し続け、スキージャンプの長老として世界にその名が知られています。

フィンランドのスキージャンプ選手 故 マッティ・ニッカネンとかつて競い合った友情話も語り継がれており、フィンランドで最も知られている日本人選手であります。今年のワールド・チャンピオン・スキージャンプ大会にも参加して、世界を驚かしていました。頑張れ葛西!

 

 

下から見上げたスキージャンプ台。

一度上まで上がり、下を見下ろしてみましたが、高所恐怖感のある人は無理です。ジャンプ板に座ってみましたが、その恐怖感は忘れられません。何年もの練習・訓練が無ければ、恐怖感には、打ち勝つことはできないでしょう。初めての経験はいつも印象付けられます。

 

3台スロープが隣同士に建てられたスキージャンプ台。ここから、多くのフィンランドの選手が飛び回り練習を重ねてきました。

フィンランド人の性格は、日本人によく似ていると言われるのは何故でしょう。

 

フィンランドへ初めて入国した時に聞いて驚いたのは、

"フィンランド人の人種は、アジア系である". という話です。


調べてみると、確かに共通点が出てくるのである。

 

北極線上のさらに北地方に住むサーメ族は、フィンランド人の由来であり日本のアイヌと文化が相違しており、又語学もウグリ系言語に属し、アジア系と言われている。

アングロサクソン系の言葉とは、基本的な相違があり、発音は母音が多く使い、日本語との類似を感じた事もあったが、暮らしていると、やはり大きな相違に気が付いてきた。簡単そうな発音に聞こえるが、日本語には無いÄ,Ö の発音が難しく、特有の発音のR,J,Yは、不可能である事実に気がつく。

人種は、肌白で金髪の北欧系であり、日本人の先祖とは大きくかけ離れる。しかし性格の類似性は、強く感じる所がある。

フィンランドの絵画から感じ取るフィンランドの個性を見つけました。  

【性格】
■正直さ。
日本では、忘れ物は、帰ってくるとよく言われます。フィンランドランドでも同じです。
・  無口と言われ、あまり私事については話さない性格。
・  自分に与えられた仕事は、半端なく最後までやり遂げる。
・  孤独空間を好み、森や、湖の環境に溶け込む。
・ 家族との時間を大切にする。
・ 人からの影響はあるが、マネはしない。他人の助けは求めず自分の事は自分でする。例えば金銭的に困った時は、身近な人に頼まず、まず国に相談する。高い税金を支払っているので、援助を受ける事は当たり前と考える。これは、日本と相違する。
 

■礼儀の正しさ。
電車の乗り降りの際、必ず下車者を先におろしてから、礼儀正しく乗車する。

日本と同じある。

 

■親切さ
横断歩道では、車は、歩行者を優先して止まってくれます。特に手を挙げて、横断するサインを出せば、必ず停まってくれます。日本と同じです。

迷子になると、嫌がらず道方向を教えてくれます。


■シンプルな生活空間を求める
シンプルな色の組み合わせ、シンプルな形を愛し、自然素材を生活空間に取り入れた生活法を好み、日本の茶道や庭園の哲学との類似点を感じさせられます。静や自然さを重んじる心がある。日本と同じです。
部屋の明るさも温暖な電球ランプを使い、フロアースタンド照明、テーブルランプ 、壁照明に分けてインテリアを演出し、蛍光灯で一部屋を明るくする事はしません。仕事場では、蛍光灯が使われます。  

フィンランドの神話の主人公で、表情に浮かぶ頑固さは、シスと呼ばれ、日本の根性の意味で、最後まで成し遂げる精神力を表している。

フィンランドの巨匠画家ガレン・カッレラの神話絵画。レンミンカイネンの死。側で息子の死をかなしむ母親の表情。白鳥は死霊を天国へ導く天使のシンボルであり、湖を越して天国へ行く三途の川と似ている。

ヘレン・シェエルベック   フィンランドの著名な画家の描いた女の子達。金髪、白い肌は、北欧の典型であり、表情は、優しいフェミニズムの美しさを表している。

4人の、フィンランドを代表する一世紀前に活躍した芸術家達。この絵は、同じ地域に住む、仲間とサウナの後、強い酒を飲みながら、哲学を語り合う。大鳥の羽が描かれているが、それは悪魔を象徴する。悪魔との酒の会合である。