すまいのレシピ【すまレピ】 フィンランド便り

すまいのレシピ【すまレピ】 フィンランド便り

フィンランドの最新インテリア、家具、インテリアアイテム、インテリアコーディネート情報、現地の日常など、様々な情報を現地特派員がお届けします。

Helsinki中央駅から広がる文化地域には、ガラス張りのヘルシンキ新聞本社、キアズマ近代美術館、コンサートホール、そして周辺には、企業の建物と住宅マンションが建ち上がり、1970年このエイリアに建てられたアールト設計のフィンランディア、国際フェレンス建築から始まった都市計画の最終ポイント建築として、Oodi多目的図書館が建てられました。周辺には、忙しい街の中心にあるのにも拘わらず、湖があり、自然に触れながら時を過ごすことができます。国会議事堂、フィンランドの古代歴史を語る国立博物館が大通りの向こう側に聳えたっています。

 

オーディ図書館は、世界図書館連盟の会議で世界最高の図書館のタイトルを得ました。高く評価される理由は、まず自由な機能性であり、粋を行く建築とインテリアデザインで、誰でも訪れる人達に、図書館で想像力を広げながら時を過ごすことができます。映画をみたい人達には、映画館があり、レストラン、カフェで待ち合わせ場に適しており、無料で自分のしたい事を見出す多目的図書館であります。

 

その建築デザインと図書館の運営機能のユニークさには驚かされます。図書館と呼ばれてますが、1階の優雅なスペースには、優雅なファーニチャーが居心地よい座りを与えて、奥には、映画館とカフェがあるだけで、本棚は見られません。

2階へは、エレベーター、エスカレータと螺旋階段で移動できます。この階にも本は一冊も見かけません。ガラス張りの大き目、小さ目の部屋が数多くあり、個室で整ったゲームで遊べ、楽器演奏、そして会議ができる大き目の部屋には、大きなモニターが設置してあり画像講演が可能であります。インターネット環境は、数多くのゲストに対応できる機器が整っています。さらに、3Dプリンター、2m程の大型カラープリンター、さらに、ミシンがその場で借りられ男性もミシンかけに熱中しています。

3階に上がると、多くの丸天井からの光、そして壁の無い最少数の柱のデザインで空間は、広々としています。床の一部は坂になっており、幅のある廊下でスケートで遊びたくなるほどです。また、広いベランダもあり、コーヒーを飲みながらの日光浴姿は、フィンランドの暖光を愛する姿として見られます。

図書館と名称するより、税金で賄う、市民への憩いの場と私は名付けたい気持ちです。世界1の名誉に値する建築とその使用内容を満喫いたしました。

 

北欧は、税金が高いが福祉制度が整っているとの認識されています。市民のため、そして国のイメージを高める目的を定めている事に納得させられます。

 

オーディ図書館のメイン入り口からは、3階建の構層が見えます。1階は木で覆われ、2階は小さ目の窓が長く続き、3階は、ガラス張りのファサード、バラエティ豊富な外観。アールト設計に良くある波状のデコレーションの特徴があり、角度を変えてみると、巨大な船前を連想させるデザイン。玄関側反対のファサードは、素晴らしい曲線状を生かしたデザインの優雅さは、強く印象付けられました。

 

3階のインテリアの一部の床は斜であり、上方から、壁の無い3階全域を眺めることできます。子供の運動会が十分できるスペースであります。

 

2階には、日常生活で必要な物、そしてプロが必要とする機器も使う場合は、3階にサービスが整っています。自分の服をミシン修正する男性の姿。ipad, 3Dプリンターも誰でも使用できます。大型カラープリンターは、プロが充分に使えそうな機能が整っております。スポーツ用品、楽器などもレンタル可能であると聞きました。

 

建物反対側入り口のあるファサード。

波を使ったデコレ―ション、船先を連想させるデザインは、オーディと関連した意味あるものと思いましたが、関係はない様子です。

 

ヘルシンキの夏の前兆は、マリメッコの新作ファション発表から始まります。

ファッションブティックや最高級ホテルカンピが立ち並ぶエスプラナーディ通りに沿った公園にあるポップアップ舞台で開催されました。

今年も良い天気に恵まれ、ヤングとセニアの世代感覚を超した、マリメッコのデザインマニアが集まりました。

 

マリメッコのファンを魅了した今年のパターンは、伝統的なユニッコの花のイメージを壊すことなく、花柄をモチーフにした、さわやかなデザイン。

Marimekkoの大胆でシンプルなイメージは、ストリートを通り過ぎる人の目を刺激する魅力があります。伝統的なマリメッコイメージのデザインを維持する新しいパターンが生まれました。


ファッションショーを盛り上げていた歌手が、舞台でモデルと歩きながら、音響効果を背景に歌手も新作柄を着て愛想をふりまうのも印象的でした。

観客はセニアファンがヤング層と共に目立っていました。

Marimekkoは60年代からフィンランドのデザインイメージのパイオニアとして、ブランドを立ち上げました。

Marimekkoを愛する人は、年齢層を超えています。

その人気の発端は、ケネディ大統領が1960年代にフィンランドを訪問した時、ファーストレディ、ジャックリーンの目にマリメッコの柄に魅力され、何着も買い求めたことですが、その話は世代を超えて語り続がれています。

 


新作ファブリックの柄を全キャンペーンの印刷物に取り入れました。

 


新柄でまとめたピロウ デザイン

 

 

フィンランドは、いつでも、何をするにも天気が良ければ成功する不思議な力があります。

(天気のお陰で)伝統花のマリメッコのイメージをキープした新デザイン意図の印象を受けました。

 

以前のマリメッコの戦略は、あの花柄の「ウニッコ」でマリメッコを世界へ広げました。その後、新風デザインを発表し続けてきましたが、成功は納めずでした。そして伝統的な花柄はキープし色の工夫で新しさを表現し始めました。マリメッコは、花柄なしでは、企業イメージは将来性が無いと考え、花柄をマリメッコの顔と決めた様子です。花柄だけでなく、他の大胆でシンプルな幾何学的柄もマリメッコのイメージですが、基本は、花柄です。

最近のMarimekkoの売り上げは倍増し、Marimekkoのイメージはさらに高く評価され始めています。

 

以前人気の高かったサウナ我慢大会は、毎年多くの人が集まるイベントでしたが、優勝へのこだわりの為、命を落としてしまうような不幸な出来事があり、国民があまりにもショックを受けたため、中止になってしまいました。

競技の内容は、サウナを高温130度以上に保ち、30秒ごとに1リットルの水をストーブにかけ高温の蒸気を体に直接にあてて、10分ガマンするというものですが、殆どの競技者はギブアップをします。

残りの少数で一位を争い、我慢の見せ所になる訳ですが、数年前にあまりにも長い我慢耐が続き、死に至るほどの我慢競争になってしまいました。

その後、この競技は、バカバカし過ぎるとして除外される事になりました。

その時の我慢競争では、フィンランドの大男と、小柄なロシア人男性との競い合いで、ロシア人は、競争前に痛み止めの薬を服用していたため、死に至るということがありました。

残ったフィンランド人もかなりの火傷で数週間入院したとの事でした。

このような残酷なサウナ競技以外の、楽しい6つの面白行事が切手のテーマになって販売されます。

 


左上から下の順序で紹介します。

1.女房担ぎ。これは面白く、担ぎながら、色々な困難な場を通り抜けてゴールに達します。どろ水たまりでは、体が濡れて愛する女房が旦那のグリップから泥水へ滑り落ちる姿は、大きな拍手と共に笑いがとまりません。akankantoで探索してください。面白写真を見つけてください。

2.エアーギター。  この競技は、すでに世界へ広まり、日本選手が優勝した事がある種目です。カラオケの様にギターの騒音が響く中、ギターを弾く真似をし、ステージを暴れまわり、音楽に合わせて興奮ジェスチャーをみせて、あたかもスター気取りの面白競技。

3.巨大な蟻の巣の上に裸で長時間我慢する競技。お勧めしません。

4.長靴投げ。 長靴をどれほど遠くへ投げる競技。長靴の代わりにノキアの携帯電話投げも競技の一つです。

5.フィンランドでは男女いつも平等との事で、この競技は、旦那をリアカーに乗せて女房が走る競争。

6.泥沼でのサッカー。フィンランドの魅力、18万程の数の湖は、殆どの都市の一部として生活に馴染んでいます。沼地も多くあり、サッカー大会の競技場としています。貴方も参加して優勝に挑戦しませんか。

フィンランド郵便・プラス マーキングは新アイデア追跡可能な通常郵便。

大事な手紙をポストに入れて、受け取り人へ無事に着くものと思っていますが、届かなかった経験は、あるでしょうか。

EMSや特別郵便では、追跡サービスが整っており、いつ届くか調べながら追跡でき、安心感を与えてくれます。

フィンランド郵政では、通常郵便物の切手の横に追跡スタンプを貼る気軽さで追跡サービスを使用出来る様になりました。その商品名はプラスマーキング。

国内郵便の切手料金は、1,4ユーロ、そして追跡プラスマーキングは1,5ユーロで、切手の横に貼るだけで大事なレターの追跡ができる様になりました。

恋人に送る愛の気持ち一杯のレターは、いつ届くか確認したい物である。

通常の郵便切手と追跡プラスマーキングのサイズの比較。切手の横に貼って送れる気軽さです。

後は、追跡番号でフォロウするだけで、大事なレターがいつ届くが確認できます。

その名前は、葛西紀明氏。ご存知ですか。

ウィンタースポーツに興味ある人はご存知でしょう。

 

彼は、16才で世界レベルのスキージャンプのチャンピオンシップ競技に参加しており、現在も現役として世界のスキージャンプ台を飛び回っているスーパーヒ―ローなのです。世界選手権の試合で多くのメダルを確保し続け、スキージャンプの長老として世界にその名が知られています。

フィンランドのスキージャンプ選手 故 マッティ・ニッカネンとかつて競い合った友情話も語り継がれており、フィンランドで最も知られている日本人選手であります。今年のワールド・チャンピオン・スキージャンプ大会にも参加して、世界を驚かしていました。頑張れ葛西!

 

 

下から見上げたスキージャンプ台。

一度上まで上がり、下を見下ろしてみましたが、高所恐怖感のある人は無理です。ジャンプ板に座ってみましたが、その恐怖感は忘れられません。何年もの練習・訓練が無ければ、恐怖感には、打ち勝つことはできないでしょう。初めての経験はいつも印象付けられます。

 

3台スロープが隣同士に建てられたスキージャンプ台。ここから、多くのフィンランドの選手が飛び回り練習を重ねてきました。