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When Poets Dreamed of Angels

変わらないものはない、終わらないものもない。だけど永遠につづくものがきっとある。そう信じていたい。

恵比寿Liquidルームで行われる、
ファッション雑誌「FUDGE」の月間化5周年&
「men's FUDGE」月間化記念パーティーの招待券が当たった。

2部構成で1部は450組900名、2部は45組90名。
当たったのは1部、2部両方の招待券。

1部はGolden Pink Arrow、CRO-MAGNONのライブを中心に
パフォーマーなどが登場するとのこと。

2部はアフターパーティーで
U.F.O.のラファエル・セバーグ氏などがスピンする予定。

とりあえず、ラファエル・セバーグを観られるだけで十分。
15年くらい前からU.F.Oを聴いてる。、雲の上の人。
当時は全然意識してなかったけど、
その時からCLUB JAZZが好きだったんだなぁと。

そして最近やっとJAZZの良さが分かりはじめたのかなぁ。

でも、まだまだこれから。
もっと沢山の音楽を聴かないと・・・






ソロ・ピアノ/ゴンザレス
¥2,079
Amazon.co.jp

タイトルが示すとおり、
ピアノだけのアルバム。

【Amazonレビューより】
ジャズ?クラシック?イージーリスニング?
否、既成のどんなジャンルにもあてはまらないが、
どこまでもシンプルで美しい、左手伴奏と右手メロディのための16の主題。
「ピアノとは最も多くの色を表現できる楽器だと人は言う。
しかし、ピアノ自体の色は古い無声映画と同じように黒と白である。
両の手をじっと見つめながら、私はこのひとつひとつのピアノ曲を、
壁に映し出される影絵のようなものとして想像する」(ゴンザレス)
サティやラヴェルといった作曲家も思い浮かぶようなクラシカルな部分があるかと思えば、
ジャズやカナダのフォーク・ミュージックのニュアンスを感じさせる部分もあり、
それらが全て、ゴンザレスの見事なピアニズムによって纏め上げられている。
ピアノを弾く指と鍵盤がぶつかる音や演奏している部屋の空気をも捉えたような
素晴らしい録音を手がけたのは、ゴンザレス本人と共同でファイストや
ジェーン・バーキンのプロデュースも手がける鬼才エンジニア、ルノー・レタン。
ジェーン・バーキンのアルバム『ランデ・ヴー』録音の合間に、
スタジオにあったピアノで作られたというエピソードもある。


シンプルであると同時に奥深さが感じられる。
ピアノの音だけではなく、指がピアノの鍵盤にタッチする音、
たたかれた鍵盤の音が録音されている。
彼が弾くピアノの横にいるような感覚。

シンプルなモノが必ずしも素晴らしいわけではない。
単に余計なモノを省いただけだと
退屈なモノになるだけだ。

そこにはそれなりの工夫や計算高さがないと
「シンプルだけどカッコいい」にはならない。

なーんて、偉そうなことを・・・

偶然でもなんでもいいから
こういう良い音楽にもっと出会いたいなぁ・・・



ビルボードライブ東京での
「ホセ・ジェームス × J.A.M」のライブ。

ビルボードライブ東京は東京ミッドタウンにあり、
大人のためのライブレストランという位置づけ。

年齢層も高めでドレッシーな服装の人も結構いた。

この日のライブは
1部が「J.A.M」のライブ。
2部が「ホセ・ジェームス」のライブ。

「J.A.M」のライブは圧巻。
丈青のピアノは相変わらず無茶苦茶凄い。
高度なテクニックと力強さ。

秋田ゴールドマンのベースは彼の風貌とは違い、
安定感があり、聞いていて安心していられる。

そしてドラムのみどりん。
ドラムソロではあまりの素早いスティックさばきに
途中でスティックが見えなくなった。
決して大袈裟ではない。
メチャクチャ凄かった。

1部だけでも大満足だったが、
その後出てくるホセ・ジェームスはやりづらいだろうなと思いつつ、
セットの入替を見つめていた。

ところが、そんな心配なんかどこかに吹き飛んでしまうような
ホセ・ジェームスのボーカル。

歌が上手いだけでなく、
バックバンドとの息もぴったり。
バックバンドも「J.A.M」とは違った味のある演奏を聴かせてくれた。

この日のライブは今まで観てきたライブの中で
ベスト3に入るくらい素晴らしいライブだった。
「J.A.M」「ホセ・ジェームス」どちらでも良いから
ワンマンでもう少し長い時間観てみたい。

開演が21:30からだったのもあり、
終演は23:20頃で終電に乗ることは不可能。
深夜バスなどを使いながら
何とか家に帰れたが、1時をまわっていた。

これが遅い夏休みの始まりだった。



EXAMPLE/FROG
¥2,700
Amazon.co.jp
清々しさ満載。清涼感たっぷり。
なーんにも考える必要もなく、
ただただひたすら音楽に身を委ねて気持ちよくなる、
そんなアルバム。

最近ジャズ方面へドップリ浸かっていたためか
もの凄く新鮮。

こういうクオリティの高い作品に
出会えて幸せだぜ。








biceのワンマンライブに行ってきた。
先日インストアライブに行ったが、
そこでは打ち込みと弾き語りが主だったのに対して、
今回のワンマンではバンド編成で、
しかも途中でストリングスカルテットも登場し、
音に厚みがあって申し分のないライブだった。

通常のバンドメンバー4人でさえ狭いステージに、
カルテットも含めて8人もステージに上げちゃうなんて
無茶をするなぁと思いつつ、
そういった雑然としたところが
biceらしくていい感じ。

このライブでないが良かったかというと、
アンコールでやった弾き語りの曲が結構間違いだらけだった。
まぁ、間違えるのは仕方がない。
そうやって人は成長していく。
でも彼女は違った。

演奏を終えて、手を広げて前に出して
「拍手はいらないっ!!」
そう言い切った。
「練習不足だね。ライブをこのままでは終わらせられない」
そういって予定外の曲を演奏し始めた。

こういうのをプロっていうんだなって
思ってしまった。

どこの誰とは言いませんが、

「ステージの上で一度も間違うな、
と言われたら、あたしは恐らく何もできないでしょう、
人生一度も間違うな、と言われたら何もできないのと同じです。」

こうやって開き直る人とは大違い。

そういった意味でも良いライブを観たなと
しみじみ思う夜だった。