- 鹿男あをによし/万城目 学
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もの凄くきれいな終わり方だな、と思った。
中途半端でもないし、
きっちり終わってるわけでもないんだけど、
ラストのある1つの出来事だけで、
すごく爽快な気分で読み終えることが出来た。
最後までちゃんと繋がってるんだなと。
所々で「ん?」って思うところがあった。
都合良く色んな事が起こる、
なんで?
と思っていたらちゃんと繋がってるんですよ。
それが理にかなってる。
歴史の勉強にもなるし。
前作の「鴨川ホルモー」もそうだけど、
本当にこういうことあるんじゃないかって
思ってしまう。
京都や奈良が舞台だと
余計に真実味が増してしまうから
不思議なものだ。
万城目さんはなかなかの強者ですね。
久々に本を読んで、
読書欲に火が付きそう。