女優としての広末涼子が好きになった作品かな。
この映画はニューヨークでのドタバタは論外として、
二人がをお互いを好きになっていく過程が好き。
そしてその過程でいろんな感じで心が揺れいく、
そういうのをみてると幸せな気分になれる。
これは俺が映画を観る1つの目的だな。
そうなると二人が出会って一緒に暮らし始めるところまで。
ホントに映画の最初。それだけでもうおなかいっぱい。
あとはどうでもいいって感じ。
人を好きになる過程って
本当の自分と自分をよく見せようとする自分、
そんなのが混ざってすごくぎこちなかったりするけど、
人間味があっていい。
そして何か照れくさくって、
でもその人のことを考えることがやめられなくて・・・
自分の思いをどう伝えたらいいかわからなくなって
イライラしたり、相手のちょっとした言葉や行動に敏感になって、
「もしかして嫌われたのかな・・・」って思ったり。
純粋だよね。こういう時って。
映画とは全然関係ない話になったけど、
こういう映画を観ると人の純粋さみたいなもの、
忘れかけていたそういう思いを思い出させてくれる。
何歳になってもこういう気持ちを持ち続けていたいな。
それはそうと松田龍平のあの辿々しい英語でのナレーションは
かなり苦しい。日本語で十分だと思うんだけどな。