続き〜ネクロマンサーHザ・BADEND | 全国No. 1短編小説家ー中国地方の観光&グルメレポ

全国No. 1短編小説家ー中国地方の観光&グルメレポ

るるぶとかタウン情報おかやま、winkなどに載ってるスポットばかりアップしてます。メディア記載の場所に実体験したレポかな(笑)

「ワシはトゥルーサタン!メルルもとい まだワシが作った殺人人形だった頃は魔女メルヴィンと呼ばれておったな」


☆トゥルーサタン☆



「はるか昔
あなたを見た記憶はあるが 自分が あなたの創造した人形だったなんて 信じたくないわ」

「漢気の国の長と相打ちしてからの記憶がないなんて
……
まぁよかろう。
メルルよ お前 また 人に裏切られて悔しくないのか
そして 今度は ワシが お前に エネルギーを与えなければ ここで死ぬことになるぞ。
父や母を殺された あの悔しい気持ちを思い出せ」

トゥルーサタンは 重症のメルルを 長い時間説得していたようだ(現実ではは数秒しか時間は経過していない)

「人間なんて 人間なんて
誰も信じるものかーー(激怒するメルル)」


☆幻の中で父、母も理不尽に殺され自分も理不尽に

火炙りにされる場面を思い出すメルル




幻の中でメルルは 人形魔女メルヴィンの記憶は少ししか取り戻してないが ダークエナジーを心と身体に宿して 大回復した。
そして魔力が数段に跳ね上がった。
また 相当にヤバイ オーラがメルルから立ち込めている。

「おい、お前 確かに急所を あたいは刺したが
なぜ 死なない!?
じゃあ 再び刺してやるから くたばりな!」

田中幸子は 再度メルルを刺しにかかった

「もお やめてーー」
ハーシェル感染が治った雅が 田中幸子を止めるより

先に 田中幸子の片腕が メルルの真空魔法により もぎ取られていた。


うぎゃあぁあああ 

田中幸子は 腕を押さえながら ブチキレ

さらにメルルに 暗器を投げつける。

しかし

覚醒したメルルの 跳ね返り魔法により

田中幸子の片目や頭や腹に 暗器が逆にささり

なお苦しむ田中幸子。

 

ぐぅうううつぅ………



「ちょっと エグすぎる メルルも田中幸子も

どうなってるのーー」

コムロ・アイは 叫ぶだけ叫んだが

今 まさに地獄絵図をみてるようで そのまま失禁してる。

岡崎性欲や雅も 震えてて何も言えない。


メルルは皆に甲高く言った。


「どうやら あなた方 私との戦力の差に気づいているのね」


満身創痍の田中幸子の首を 細いのに反するメルルの腕力だけで引きちぎり トラップ発動してる最中の針山に ぶち投げた!


ドガンっ!



トラップは当然 解除されたが

そのメルルの腕力の威力が 凄まじすぎて

建物の壁が ぶっ壊れた。



ウギャアーー

ガルルルルル……


ハーシェル達が 押し寄せてくる。

田中幸子の死骸に群がるハーシェル。

怯えてとりあえず 逃げる雅と岡崎とアイ。


「人間共め

苦しめ 」

そう言いながら 多少 ハーシェルに噛まれてもノー感染のまま 出口を守るオムツ大魔王の元に足を運ぶ魔女メルルだった。


ホワィティ梅田「泉の広場」そっくりの所にオムツ大魔王は立っていた。



「おい そこの娘よ! まさか お嬢さん一人で このワシと対峙するのかのぉ?

冗談は よしお君!! 悪いことは言わん。

何人かで ワシと戦うのを薦める。今ワシと戦えば お嬢さん 死ぬぞ」


「うっへえ

うっへえ

うっへえわぁ〜

その臭え 口をまずは

ふさいでやるわ!!」


サイレントオブサイレンス


オムツ大魔王は 喋れなくなった。

怒ったオムツ大魔王は 硬度8を誇る厄介なガラガラをぶん回してきた


だが メルルは それを 牛若丸のごとくかわす

かわす。

ひらり

ひらりと


そして メルルも簡単な魔法を繰り出すが

オムツ大魔王は ガラガラで笑みを浮かべながら避ける。

「何やら じいさん とんでもない下ネタ級の必殺技があるみたいだね。

劣勢からの 不気味な 笑みで わかったわ。

てか 調子に乗るな じじい!」


タイタンウェーブ


強烈な大地の魔法を使ったメルル



オムツ大魔王は 地の下に呑まれてしまった……



それから何日も魔女メルルは

強い者を求めて旅だった。


覚醒した魔女の血が騒ぐのか

人間には 意外と危害を加えず

強い奴を呼べ 連れてこい

紹介して と 村や街を徘徊していたようだ。


ラパスギアの遥か東の砂漠に なんと地面に呑まれたはずのオムツ大魔王が この国では最も危険な魔術師ダウトと

偽梅田地下ダンジョンにハーシェルの大群を導いたネクロマンサーハンスを連れてメルルの前に現れた。


「あきれた

じじい しぶといなあ

生きてたのね。

砂漠だから暑くて死にそうなの

ちゃっちゃと終わらせてあげるね」



ハンス「何やら あなたは覚醒してしまったようですね。 僕達はマジで 強くなったあなたを 仕留めたくはありません。

どうですか?

その力 仲間になって活かしてみませんか?」


ダウト「オレ達じゃ手に負えない 奴がいるんだよなあ とりあえず 其奴を倒すまで協力してくれねえ?」


「お前達より 強いのね? 

お前達 なんだか信用できないが

とりあえず 要件だけ 聞くわ」


ハンス「実は 今回のハーシェルだらけのダンジョンにツワモノを呼び寄せて 閉じ込めるように命令した悪い神様がいるんですよ。

あなた達 を大変危険な目にあわせてしまい申し訳なかったと思ってます。」


「そいつは誰なの?」


「龍神リューイて奴さ。

干支十二神の一人さ。


しかし もはや奴はリューイじゃねえ

オレが地球てとこでスカウトしたコロナウイルスを地球にばら撒いた極悪人 アキトという青年が憑依してるに違いなさそうだ 。アキトに憑依の術をオレが教えたから まずは アキトは ハエに憑依してオレんとこから とんでしまった。

そこから 隙をついて 龍神リューイに憑依したようだ

地球では犯罪組織の長だったせいか龍神リューイそのものの力も頭脳も引き上げやがったぜ アキトの奴は!!アキトのIQは ちなみに300〜〜」


長々とダウトは語った。


オムツ大魔王「奴はサマルーンの国の南西の島にいる。

先日のことはなしにして 仲良くリューイもといアキトを倒しに行こうやあ」


オムツ大魔王がメルルに手を差し伸べた


その刹那


カキンっ!


オムツ大魔王は氷の彫刻にされてしまった。


「キサマーーっ!」


魔術師ダウトが 怒って地面から大量の大蛇を召喚してメルルを襲うが メルルは 多少 攻撃を喰らうが

速やかに回復魔法で 回復しつつ 幻の大蛇達を倒し ダウトの側に行った。


「させるかーーっ!」


ハンスが 隕石のような強烈な魔法で メルルを攻撃!



…………



なんと フラフラしながら メルルは生きていた。


「や、やりますねーー  


そ、そうこなくっちゃ」


メルルは 何やら魔法をつぶやいた。


すると さっきまでの動きとは別格の速さになり

超スピードでダウトの目の前に行き

ダウトに魔法をかけた


バード!


なんと ダウトは カラスになってしまった。


そして そのまま カァー カァーと言いながら

どこかへ飛んでいってしまった。



ハンスは あまりのメルルの凄さに驚いて 攻撃の二の手が出ない


「どうやら 詰みゲーみたいね

そろそろ死んで」


メルルは 幻の死神を召喚した。


その死神は 目を光らせた。


その瞳は 対象者を麻痺させる効果があるようだ。


動けないハンスに 死神の鎌が ハンスの首をもぎ取った。


「龍神リューイもとい憑依してるアキト?

なんか 面白そう〜

よし 

そこにいーっこおっと


しかし その前に

腹減ったわ〜」




魔女メルルは 龍宮神楽の村に立ち寄った。

何やら お年寄りばっかりの村だった。


村人の話によると 若い子は 週ごとに

ムカデキングの餌食になり 肉体関係になったら

+50歳老けさせられる呪いにかけられてるとのことだ。


「へぇ〜そうなんだあ

ムカデキングが この近くの塔に住んでるのね

じゃあ その呪い 解いてきてあげるね」


「お嬢さん ムカデキングに一人で挑むつもりか?

やめとけ やめときなはれ

誰にも 奴には勝てないだや〜

逆に お嬢さんまで 呪われてしまうだわさ」


歳を取らされた村人の言うことなんて おかまいなしにメルルはムカデキングの塔に出向いた。


ムカデキングの塔にて




「お嬢さん あなたおばかなの?

あたしと エロいことして

その後 ババアになりたいわけなの?

いやぁん そそられちゃうわ〜

その勇気 素敵ねぇ」

と 意外と見た目以上に ナヨナヨしてるムカデキングの口調と動き


それを見て メルルは言った。

「あんたみたいな お馬鹿さんと寝ないわよ

ばっかじゃないの」


それを聞いたキングはブチキレてこう言った。


「言わせておけばーーっ

しかし 負けないわよ 

だって オレ  キングだもん!!」

ムカデキングは 全ての腕に力こぶを入れてポージングした。


「バカは カッコつけるだけなのねぇ

ぶっちゃけます 

あんた うぜぇから 消えて

そして キモいよ」


ムカデキングは メルルの言動にキレて

八本の腕と二本の足を阿修羅像のごとく器用に使って攻め立てる」


いくらか被弾してしまうメルル。


「おい メス豚ーっ

今なら許してやるから

オレの女になれ」


ラッシュを仕掛けながらムカデキングがニヤつく。


「オマエ やはり キモい

だから

いっぺん 死んでみる?」



真空波音衝ーーーっ


メルルの魔法で 全ての腕と二本の足が切断された

ムカデキング。

立ち去るメルル


確実にムカデキングの視界からメルルは遠くに消えた



「ふぅ〜あんな強敵がいるなんて心外だったわ

でも

あの子も けっこう間抜けかも

あたし

手や足なんて 自由に再生可能ですもん。

むふふ」



ぎゃあええぇえ


ムカデキングは上空からの強烈な落雷サーベルにより心臓ごと貫かれて 生き絶えた。


「あたし こう見えて 地獄耳なの〜

ごめんね ムカデキングちゃん」



メルルは コズミックファンタジアという

この世界を滅ぼすとハンスらを脅した

龍神リューイの元へ旅していた。


しかし

ドワーフの村で 強烈なエネルギーとエネルギーが

ぶつかり合ってる様を目撃した。

実は ドワーフの村のことを 道中で聞いてたメルル。

そこで泊まろうとしてたのに

ドワーフの村が火の海になっていた。

逃げ惑うドワーフ達。


前方に見えるのは 焼かれる幽霊達。


そして 何者かにより100年の呪いから覚めた

伝説の化物ヒュドラだった。





ヒュドラは喋れない

ただ ガルルルルルとか

ウォオオオオとか 怪獣独特の声で

村人や 今 対峙してる幽霊と戦っているようだ。

ヒュドラ  

まさに怪獣……30m以上あり

地獄のような火炎を吐くし

強烈な牙もある。爪の力も凄い。


しかし 伝説の怪獣ヒュドラに劣勢ながら

炎に 怯えながら 戦ってる幽霊戦国武将女もすごかった。


それなりに 格闘術や幽霊独特の心霊現象術により

ジワジワ とヒュドラにダメージを与えているからだ。

その幽霊とは ネクロマンサーハンスにより岡山県最怖心霊スポットより召喚された 鶴姫(舞)である。




「魔女っ子じゃないか?地下ダンジョンにいたよね?

ワシもいたのじゃよ

なんか 雰囲気変わったなあ。

どうじゃ ワシと共に ここにいる怪獣退治を手伝ってくれん?

ワシ 幽霊なんで 炎が苦手なんじゃよ」


「覚えてくれてて嬉しいわぁ

鶴姫さん

じゃあ

挨拶がわりにサプライズプレゼントしなくちゃね。


名付けて   (涙サプライズ) 」


鶴姫「えっ? 涙サプライズって なに?」


メルルは 魔力を杖にためて


大きな声で魔法を唱えた


ファイヤーウォール



「うぎゃああぁあああ

おぬしーーっ!

この恨み  晴らしたい

けど もうワシは消滅する

悲しい  」


文字通り メルルの特大の炎の魔法により

消滅してしまう鶴姫がいた。

しかし 鶴姫の目は悔しさと悲しさで涙があふれていた。



ヒュドラは相変わらず 大暴れしていた。


その勢いで

メルルを押しつぶそうとしてきた。



なんとか ヒュドラの攻撃をかわすメルル


(やばいなあ けっこう こいつ 強いぞ。

長期戦になれば ちょい不利かも。

しかーし あの魔法なら

うふっ笑)



ディズニービーストーーー



な、なんと ヒュドラが 犬のサイズになってしまった。


メルル「あら〜 可愛いいわぁ

わたくし けっこうセンスあるかも」


そして可愛くなったヒュドラを放置して

先に進んだメルルであった。



前園博士の秘密基地あたりで

メルルは思わぬ足止めを食ってしまった。


なぜなら上空から

3人の超実力者が

降ってきたからだ。








黄色影参上〜 すなわち私が大乗和尚であーーる

紫影参上ーーだゼーーット!!紫仮面だけど拙者は

変態変態  たいへんもてーーる ゴエモン様だーぃ

水色影参上ーー 俺はジェイ!キサマの悪事

許してなるものかーーー



「へぇ〜なんか 役者が揃ったって感じぃ?」

案外

主役級の3人に囲まれても億しないメルル。


大乗「ここは我ら連携プレイを見せましょう!」


ゴエモン「えっ 連携プレイすんのー?

じゃあ それで勝てたら また ただ飯食わせるでござるよ」


ジェイ「メルル……もとい魔女メルヴィン 本当なら龍神リューイ退治に同行願いたい味方にしたかったけど残念だ」


メルルを前に3人は他にも

色々と ごちゃごちゃ 言ってるのが

やたら 鼻につくメルル。



「もぉ チミらぁは 

うっへぇ

うっへぇ

うっへぇわ

まとめて

始末してやる

死ぬことはない生きることもない


我がとっておきの 魔法で 永遠に そこにいるのさーー」


エターナルストーン!!






3人は 魔法も拳も剣も 魔女メルルと交わすことなく石にされてしまった。

死んではないが意識もない 石化だ





どこまでも無双状態の魔女メルル。


もうすぐ全てを滅ぼしかねない最凶最悪の龍神リューイ(アキトという人類史上最悪のマフィアが憑依してる)の元に辿り着けると 思っていた



その矢先に

突如

一匹の猿が現れた。





チートな魔女メルルの前に 立ちはだかったのは

干支十二神の一人「西勇気」=猿神


果たしてメルルは猿神相手にもチートなのだろうか?

もしくは……

次回 最終話

お楽しみに