【感想】天野サファリパーク | 徒然なるままに

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2019.09.15 天野サファリパーク@四谷天窓

感想書く前にちょっと言わせて。
今回のタイトル、知らん人見たらライヴの感想って全然分からへんやん(笑)


というわけで、遂にこの日がやってきました。

天野サファリパーク!

この度、過去の楽曲をアコースティックにアレンジした「動物園」「植物園」の発売を記念して開催された天野月さんライヴに行ってきました。

会場は四谷天窓

上のトカゲがかわいい。

ここ何気に初めて行く箱なんですよね。小さいところですけど、全体的にモダンな感じがして素敵でした。

ちなみに、動植物園のCDは、郵便局再配達の悲劇によって、受け取れずじまいだったので、予習せずに向かうことに。
でも心やさしきつっクラのお蔭でなんとか先に聞くことができました。

実は前乗りしてまして、前日は人生初体験をしながらの病み上がりから回復もあってかなりはっちゃけてましたが、なんとか会場に到着。

既に見知った人達がちらほら。
もうこのライヴに来てる人は、チケット入手経緯から考えてガチ勢なので、なんかもうある種戦友のような心持。

ところで会場近くにこんな貼り紙が、

ライヴタイトルのお蔭ですごくシュールだ。

会場入りすると、小さいところに椅子がみっちり。それにしても近い。

そうこうしているうち暗転。

今日のつっこさん、カンカン帽やん!かわいい!

ギターは謙多郎さん、パーカスは生ちゃん。
生ちゃんって同い年くらいかなと思っていたけど、歳下だと知ってびっくりした。


最初は「薔薇のように」
この曲、アコースティックが映えますよね。
薔薇の孤高さが高まる感じ。

しかしまあここの箱ほんま素敵な空間やわ。音が耳に心地いい。

続いて「ハジケトブゲノム」
ゲノムのアコースティックは確か尾道のライヴで披露されたはずやけど、私この時行けなかったんですよね。DVDはあるものの、やっと生で聴けた。嬉しい。
自然に手拍子してました。

MCでは「動物園」「植物園」のアレンジの話。
まず飛び出したのが、菩提樹はどうでしたか、と。聞いた時びっくりしましたよ。南国!?
アレンジによって楽曲の雰囲気って全然変わるんやなあと思いました。
絶対アレンジの長谷川さんはノリノリでやってたんでしょうね。

謙多郎さんのアレンジャーとしての話も聞けました。最初の一音が大事でのくだりはすごく為になりました。

続いて「トカゲ」
トカゲもアコースティックが合いますよね。

I have poison
ずっと終わらない約束をあなたへ紡ぐよ


のところが好き。


お次は「砂糖水」
カブトムシきた!
好きな曲の1つなので、アコースティックで聴けることが嬉しくてたまらなかったです。


そして「カメリア」
ここでカメリアですか!
ラスボス級の曲に思わず身構える。
ここら辺から身体がうずうずしてしまって目をつぶってひたすら乗ってました。直視し続けると後光で目が……

ここで謙ちゃんと生ちゃんには一旦退場いただいて、ゲストの登場!

中山彩さん!

動植物園のアレンジャーとして参戦してますものね。久しぶりに彩さんのキーボードが聴けて嬉しい!

ということで「博士と孔雀」
あ、良い……幸せ
ピアノの音がまるで孔雀の鳴き声ような感じで、思わず声が漏れそうになりました。
登場人物の寄り添っている感じが強まりますね。

そして彩さんがゲストならこの曲
「静寂」

♪ふたりの暗号みたいな沈黙が降る

本人もツイートしてはったけど、失敗しても最初からやり直すところが潔くて好き。

この曲は彩さんのピアノで聴きたいよね。彩さん後で聞いたらめっさ緊張してはったみたい。そりゃするよなあ。

彩さんはここで退場。再び謙ちゃんと生ちゃん。

新曲「ナマケモノ」の話。
ナマケモノについてよく知らなかったので、曲作りのために調べてみたとのこと。
エサはほとんど食べなくていい。食べすぎるとお腹壊す。1日の移動距離は数メートル。と、正に名前にふさわしい怠け者っぷり。
でもここまで生き残っているのだから、何か必殺技があるはずだ、と調べてみたら、天敵に襲われ、もうダメだ!って時になんと、

痛くないように全身の力を抜く

\諦めとるやん!/

めっさ面白かったです笑
あと、曲書いてる最中にナマケモノじゃなくて、攻撃的な天野が出てくるくだりとか。面白かった。
ということで「ナマケモノ」
いやあこの曲めっちゃ良い曲です。琴線に触れました。早速生で聴けて贅沢でしたわ。

続いて「月」
あまりに伸びやかに美しく歌い上げていたので、後ろに丸い月が光り輝いているように見えました。そういえば少し前に中秋の名月でしたよね。

そして「刺青」
はい、3拍子の大好きな曲きました!
なんか再三言ってるような気がするが、刺青のアコースティックは歌詞のダイレクトアタック具合がすごいのでここで涙が、、、

新曲「たまねぎ」
曲作りのために生のたまねぎを丸ごと食したエピソード。辛さと涙でえらいことになったとのこと。みんな真似しないようにとですか、うん、絶対真似しない。やるとしても新たまねぎでお願いします。
「たまねぎ」は思わず手拍子したくなる曲ですよね。でも最後の、

♪中身なんて何もないって最後に知るのだろう

は、かなりぐさっと刺さってくる歌詞ですね。

楽しい時間はあっという間。最後はたまねぎと似ていますね。
「野蒜」
この曲、巨大獣に次ぐ最後を飾る曲ですよね。
バンド形式もアコースティック形式もどっちも好きですが、アコースティックの方が好きかな。
落ち着いた良い雰囲気の中、聞き入っていました。

当然のようにアンコール。
の前に告知。12月の京都のアグリーなセーターの集い。なんとアグリーなトレーナーを作るかもとのこと。これで皆さんドレスコードはクリアですね。あ、私は誰よりもアグリーを目指したいので、何着てこようか考え中。

アンコールは「汚れた犬」
この謙多郎さんのアレンジめっさいいですよね。歌詞がダイレクトアタックしてきて刺さる。


なんと物販があるとのことなので、一旦はける。つっこさんも物販に立つみたい。

驚いたのが、だいたい物販ってメインに加えて、他のCDやらグッズやらを並べると思うけど、今回はメインのポストカードと缶バッジのみ!
そうだわ、ここにいる面子ガチ勢だからだいたいのCD持ってるわ。
なんという潔さ。

私は再来週の意気込みではなく、12月のアグリーな方の意気込みを述べました。嗚呼ハグしておけば良かったなあ。いつも舞い上がってしまう。

今日のライヴは本当に最高でした。アコースティックは本当に良いですね。

次は再来週。え!再来週!?早い!と思ったけど、2年前は1か月毎週ってのがありましたよね(笑)
プレミアムチケットが当たっているので、どんな経験ができるのやら今から楽しみです。





薔薇のように
ハジケトブゲノム
トカゲ
砂糖水
カメリア
博士と孔雀
静寂
ナマケモノ
刺青
たまねぎ
野蒜

e.c.
汚れた犬