【感想】アマノヒトリハビリ | 徒然なるままに

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2019.05.06 @下北沢Mosaic

譲位、新元号でお祝いムードな中、令和初のライヴに行って参りました下北沢!

行ってきたのは、天野月さんのアコースティックワンマン。

その名も「アマノヒトリハビリ」



復帰後のワンマンは初めてですものね。

時間帯は14時open 14時半start の明日仕事の遠征組には優しい設定。

今日は久しぶりに整番が神番だったので、最前列に陣取る!そういえばギター側も久々ですね。
Mosaicって柵がないので最前列となると、もう目と鼻の先。ちょっと手を伸ばせば届く距離。

それで予め申しておきますと、最前列の興奮のあまり、少々記憶がぶっ飛んでおりまして、全部引っくるめて感想が「嬉しい!ヤバイ!もう無理!」の3語で片付いてしまうほど。ということで今回多分に感想がふわっとしていますがご了承ください。


ということでつっこさん登場!あかん、近い。しかもこの位置やと譜面台にも邪魔されず全身拝められるやん。
使用するギターはDaisy。この色合いめっさ可愛いですよね。

まずは「BLACK BEAUTY」
お!一昨年のアマノヒトリで聞けたアコースティックver.やん!
この曲、アコースティックだと歌詞がダイレクトに響いてもうマジであかんことになる。しかも、今回目の前だからね!歌う姿をつぶさに見てるとこう初っ端やのに感情がひっちゃかめっちゃかにされてしまった。

続いては、みんなで手拍子しながらの
「スイミー」
冒頭、要求した手拍子とギターがちぐはぐになってしまうハプニングがあったけど何とかカバー。なんでもかつて、手拍子と違うところ弾いちゃうって怒られてたことが。
スイミーもアコースティックでも楽しさ変わらないね。

お次はお待ちかね「博士と孔雀」
事前にインスタでBメロのハモリ、通称チュッチュ隊についてレクチャー動画が上がってたので楽しみでした。
ということで、まずはみんなで練習。上のハモリより下の方が難しいんよね。
練習は完璧ということで、いよいよ本番!と思いきや、カポを付けるの忘れていてまさかの仕切り直し。嗚呼……練習の意味が(笑)
とはいってもそこは流石ファンの皆様。すごく綺麗なハモリでしたね。私?……私は……うん全体的にすごく綺麗なハモリでしたね。

アコースティックならでは続いて冒頭からもう幸せ。
ここから多幸感でさらに記憶が曖昧に……

そして「刺青」
この曲はアコースティックが本当似合うんですよね。バンド編成も良いけど、アコギは猫とじゃれ合ってる感が際立つ。
昔の曲だけど、現状麦を思い浮かべてしまうよね。

「汚れた犬」
猫曲の後に犬曲!
この曲もアコースティックだと歌詞がダイレクトに伝わってくるんですよね。犬の辛そうな感じが。
ここら辺からずっとつっこさんを間近で直視すると心がもたないので、時たま俯いて目をつむって聴く。最前列の意味ないやん、と思われるが、憧れの人を間近で見続けるなんて精神力、常人のそれじゃもたない……

「ミッシングリンク」
ここでゲスト登場!笹岡水樹!
みむちゃんこの曲にギターで参加してたもんね。
この後同じ場所でライヴがあるんやけど、時間的にそれには行けないのが悔しかった。次こそは!
待つ曲が多いつっこさんには中々珍しい、捨てる側の曲。なんかプライベートと色々重なってうるっと来てしまった。
それにしても、つっこさんの演奏と、みむちゃんの演奏と、どっち見たらいいの!?ってなるのも最前列の贅沢やよね。
みむちゃんのアコギ、あまり見たことなかったけどめっさ良かった。8月にワンマンやるみたいなのでその時も見てみたいなあ。

「薔薇のように」
今日はアコースティックで聞きたい曲目白押しでめっさ嬉しい。この曲もその1つ。
この曲のイメージは孤高の美しさと勝手に思っているのですが、アコースティックやとそれが際立ちますね。途中紅いライトが後ろから差して、目があああ!ってなったけど非常に綺麗やった。

「Daisy」
きた!DaisyでDaisy来たよこれ!アルバムDaisyのジャケットに載っているギターDaisyがお披露目されて久しいですが、遂に聴けましたね!もう感無量!Daisyの持つ曲の空間というか空気というか、そういった曲自体が持つパワーがこのギターで完成された感じがしました。
7月に発売される「植物園」には、ぜひDaisyをDaisyで!

「国道」
この曲、遠征組にとっては遠くから来て良かったなあと、しみじみとする曲なんですが、なんか長いGWの道のりにも感じられて、GWの最後の日につっこさんこライヴ行けて良かったと思いました。

そうそう!7月に発売予定の「動物園」と「植物園」。今までリリースされた曲の中で動物や植物の曲をアコースティックver.で収録するという、とっても素敵な企画なんですが、なんと!この2枚に収録される曲の一部をリクエストするとのこと。今からどの曲にしようか選びの楽しみです。

ちなみに気になる動物の範囲ですが、上野動物園には水族館も併設されているということで、水の生き物OK。鳥類もOK。ただし昆虫てめえはダメだ。確かに足の数違いますものね。

次の曲は、この曲も対象ですよということで、
「トカゲ」
トカゲ推し勢歓喜!アコースティックのトカゲって天野展で披露されていたけど、その時の回に私来てなかったのでめっさ嬉しかったです。いやでももっと記憶に焼き付けておくべきやった。

「風船」
この曲もアコースティックが似合いますよね。バンド編成だときらびやかな印象やけど、アコースティックはシンプルな感じでなお良いですよね。

そうそう!最前列だったので月さんのギターを弾く左手の動きがつぶさに見てとれました。ギターはからっきしやけど、ああいう複雑な指の動きに刺さるものがある。これ以上は性癖が露呈するから次行こう。

最後は「ビューティフル・デイズ」
ミッシングリンクと違って、こっちは捨てられる方の曲。捨ててくれてありがとう、と見返す気持ちがこもっていると知って聴くとまた違った表情を見せてくれる。
歌っている最中のつっこさんの笑顔にも、そういった前に進もう気持ちがこもっている気がして、こちらも明るい気分になりました。この曲は、ただ明るいのではなく、酸いも甘いも噛み分けた明るさで照らしてくれる曲やなあと改めて思いました。

当然のようにアンコール。
アンコールはなんとバンド編成!
おお!まさかの展開にびっくり!
披露されるのはバンド編成初の「野蒜」
曲構成上、謙多郎さんは冒頭アコギを弾いて、後半エレキを弾くのですが、それがカッコ良かったです。
今までしんみり聴いていたのもあってか、ここに来ての爆音野蒜に、今まで溜まっていた澱が爆発。まさかここで感極まるとは。
書いている今、ちょうどこっち側は雨が降っているので、思い出してまた涙が。この曲のバンド編成のパワー凄いですね。

さて、物販2,000円以上買うと、つっこさん直筆令和サインが貰えるとのことで、当然ように購入。



あの消しゴム印はこのためのものやったのね。
CDは林檎の木とLove Dealerを買いました。この2つ実は中古で購入してるんですよね。それが悔しかったので果たせて良かった。

サイン色紙、用意していた枚数がなくなったみたいで、つっこさんが急遽書いて用意。まあみんな欲しいの分かる気がする。

ライヴ後あまり長居できなかったけど、次は6月ワンマン!しっかりスポーツすると思うので、こっちも体力付けておかないと!


BLACK BEAUTY
スイミー
博士と孔雀
刺青
汚れた犬
ミッシングリンク
薔薇のように
Daisy
国道
トカゲ
風船
ビューティフル・デイズ

e.c.
野蒜