皆さま、こんばんは
1か月以上更新が開いてしまい、すみません。
今日は、ヒアルロン酸注入後のむくみ(腫れ)について書きますね。
ヒアルロン酸注入後は、内出血さえしなければ、すぐにお化粧してお出かけしても、多分誰も気が付かないと思います。
ビフォーアフターの変化がそれなりにある治療の割には、めちゃくちゃダウンタイムが短い施術と言えます
が、そこそこ量を入れたら、やはりそれなりにむくみ(腫れ)は生じます。
。。。こないだから同じモニター様の写真ばかり使わせていただいて申し訳ないのですが。。。
この記事を先に見てくださいね。
ビフォーアフターは、すべて3週間後の写真でしたね。
はい、ではこの写真の間に、注入直後の写真を入れてみますね
注入前注入直後3週間後の経過写真です。
顎下を見ていただくと、注入直後でもたるみが改善していますが、3週間経過するとさらにスッキリしているのが分かりますね。
こうしてみると、注入直後にはそれなりにむくみ(腫れ)があるのが分かります。
特に、顎形成をしたときはむくみが出やすいので、患者様には「仕上がりは約2週間後です」とご説明しております。
あと、内出血・・・、毛細血管に針先が当たってしまうと、直後にぷく~っと腫れが出ることがあります。これも完全に腫れが引くのに、だいたい2週間ぐらい掛かります。
たまに、「先生、上手~全然、内出血しなかった~」と言われることがあるのですが・・・・
内出血は、ほぼほぼ「運」みたいなもん。。。
だって、顔ってさ~
こ~んなに、血管だらけなんすよ。
毛細血管が無数にある
これをすべて避けれるのは、神様だけですよ
ただし、絶対に刺してはいけない血管があります。
主に太い血管ですが・・・、これに針を刺して、ヒアルロン酸をぶちゅ~と入れちゃうと、いわゆる「塞栓」ということが起こり、最悪、皮膚壊死や失明、脳梗塞・・・などという、恐ろしい事故につながります。
最近、きちんと解剖などを理解しないまま施術をおこなって、事故を起こす医師が増えているので、美容外科学会・形成外科学会・皮膚科学会などが厚労省と合同で作成している「美容医療診療指針」(私も作成委員として参加しておりますが・・・)において、
「顔のシワ治療にヒアルロン酸製剤注入は勧められるか?」というCQに対し、推奨度1になっていたのが、2022年版では、そのリスクを喚起するため、推奨度2に引き下げようかという話が持ち上がっているほど。
結果は良いが、リスクもそれなりにありますよ、ということで。
なので、注入治療は安全重視治療費だけでクリニックを選ばないようにしてくださいね。(注入治療をあまりやりたくないから、患者さんが来ないように、べらぼうに高くしているという先生もおりましたが(笑))
では、ではまた
モニター様のお写真がたまっているので、もう少しこまめに更新しないと追いつかへ~ん。
いわクリ日記もよろしくお願いします