2018年8月29日(水)
新千葉新聞掲載内容全文
色を教育現場の味方に
君津地方養護教諭・保健主事会
高田会長の講演聴く
君津地方養護教諭・保健主事会による
「平成30年度夏季研修会」が、
8月24日木更津市民会館で開催された。
今回の研修会は、
NPO法人色彩生涯教育協会(以下CLE協会)の
高田裕子会長を講師に、
色彩を通して生活の質を高め、
合わせてコミュニケーション力向上を目指す
講演会で、
『色と心理~色を教育現場の味方に~』を
テーマに、
100人を超える関係者が参加して学びを深めた。
高田さんは冒頭、
「養護教諭・保健主事の皆さんは、
学校内では生徒や先生方からの悩みを打ち明けられたり、心の拠り所の存在です」と、
職務の重要性に敬意を表し、
「人にはそれぞれに個性と魅力がある。
色はその個性と魅力を引き出す力がある。
先生方が色の持つ魅力うぃ知り活用すれば、
生徒と先生のコミュニケーションがより円滑になり、
学校現場に更なる活気が生まれる」
などと、
心理学上の色彩効果を、事例を示しながら説明した。
続いてのグループワークでは同行した、
カラーコンシェルジュ(色彩診断士)27人が、
参加者個々の似合う色診断を行い、
緊張気味だった参加者からは笑顔が溢れ、
歓談の輪が広がった。
CLE協会では、
「魅力あふれる先生方が、
未来へ羽ばたくこども達へ、
生きる力と勇気を与えてくれることを、
確信している」と、
同研修会成果の展開に期待を寄せている。