未来の自分へ問い掛ける。雁坂トンネル山梨側 その② | 振り返れば素敵な日々

振り返れば素敵な日々

爽やかに走れるのは1日1峠!
6km以下の1峠!

前回の続きです。

 

勝沼に来ると、北側は見る限り2000m級(言い過ぎ)と思われる山が、ずらりと並び自然の雄大さを実感します。

道は広くて走り易いですし、忙しすぎない街並みが心地よいです。

 

途中に「フルーツライン」とか「ぶどうの丘」等、軽い気持ちで行ったら大変だと予想出来る名前を無視しつつ、先ずは塩山を目指して進んで行きます。

 

途中で寄ったコンビニで午前中に「無」とかした補給食を再チェックしてみると

 

溶けたチョコが下側にずり落ちていました。「一握りの希望も無駄だった」

 

塩山駅を通過して更に北側に向かいます。徐々に上りになり、以前行った大弛峠を懐かしくも思いながら進みますが、途中から道を変更します。途中で寝ていた犬。凄く気持ちよさそうでした。

 

そのついでに

 

何回も同じ事をしてしまいますね。絶妙な色だな~と飽きずに思っていると、下校中の小学生に挨拶されました。気さくな挨拶は良いですね。

 

進んでいると、こちらも何回も出会ってますね~えーん

 

私が会うのはいつも成仏後ばかりです。生きているのは未だに1回しかないんですよね。縁がありません。

 

それから本日あまり味わえなかった「沢」成分。水の音が気持ちいいです。

 

徐々に時間も無くなって来ているので、急ぎたいのですが、これから通る雁坂みちは約10kmの上りなんですよね。長距離の上りが苦手な自分としては頑張っても速く上れないので、止まる時間を減らそうと思うのですが、やはり止まってしまいます。

 

これは「何かです」

 

 

 

これは「伊勢宮です」

 

 

位しか説明が出来ない程ですが、止まって写真を撮ってしまいます。

意外と、止まって、カメラを出して、キャップ外して、撮影して、キャップ付けて、カメラを戻す。

この一連が数をこなすと相当なタイムロスになっています。

 

こんな所に集落があります。どの様に生活をしているのか。やはり不便さが当たり前のごとく付きまとっているのでしょう。

 

途中。藤の花があったので写真を撮っていたら気になった下側。

 

ゴミを捨てる人はここを通らないで欲しいですね。ていうか、「自分のゴミは自分で処理しろムキー

 

 

もうそろそろでしょ?を何回も繰り返したら、なんかダムっぽいものが見えて来ました。

 

「ダムでした」

 

 

今回トンネルしか考えていなかったので、そういえば地図に載っていたかな?位の記憶しかなかったのですが、予想外でした。通って来た道も見えます。

 

時間が無いのですが、ゆっくりしてしまいました。楽しまないとしょうがないのですが、本日はトンネルが目的なので、焦りと諦めが半々です。もうそろそろでトンネルにも行けるだろうと思い、先ほどコンビニで手に入れたNEW補給食を急いで食べようとしたら、潰れていてクリームが落ちてしまいました。バックの中にまで入る始末。

 

意外とショック!本日は補給が上手く行きません。

 

後は切れた足で出来る限り漕いで行くと道の駅みとみに到着。ここまで来ればトンネルまでもう直ぐです。トンネルまでの道も気持ちが良く、ここへ来てモチベーションが回復しました。

 

とうとうトンネルが見えて来ました。と思ったらこいつはダミー。トンネルを通過した所に本当の入口がありました。

 

 

やっとの事で到着です。このトンネルの向こう側は埼玉県で、約2年前に自分が立っていた場所でもあります。その時は「向こう側が山梨県」と思い今度行ってみようと思っていましたが、「今日来ましたよ~」と2年前の自分に呼びかけます。

 

予想外に自販機があったので歓喜の一服!

「ふげ~」

 

炭酸が噴出しました!

本当に本日は補給が上手く行きません。

 

帰りは切れた足でも40分程で塩山駅まで到着。

信玄さん久しぶりですが、実はこの後側で高校生カップルがいますよドキドキ

 

輪行パックしようと愛車を逆さまにしたら、

「びっくりした~!」

って驚いて自然と声を発したら、丁度駅から出て来た人に聞かれて、軽く会釈。どんなことよりも本日はこれが一番驚きました。

気まずいえーん

 

 

埼玉県側に行ってからもう2年。振り返ると本当に早いもので、この早さで進むと後どれだけ楽しめるのか不安にもなりますが、これからの自分もきっと楽しみ、素晴らしい記憶が増えているはずだ!とメッセージを送りました。

 

最後に雁坂みちの帰路中に出会った富士山。これも忘れない思い出。

 

以上。