わざわざタイトルに「韓国」と付けたのは、

「慰安婦問題」が存在するのは

韓国だけでなく、

台湾にも、フィリピンにも、インドネシアにも、

東チモールにも、オランダにも存在することだから。

 

アジア各国の「慰安婦問題」を

伝える映画は

「カタロゥガンーロラたちに正義を」

「終わらない戦争」

などがあります。

NPOや市民団体によって貸し出しもされています。

下の、「Wam 女たちの戦争と平和資料館」でも

パネル展示や書籍・資料閲覧、

書籍出版・展示用パネル貸出が

行われています。開館は午後から。

 

きのうは、

映画「きみたちはどう生きるか」を見た後、

金福童さんのドキュメンタリー映画を見に行きました。

 

宮崎駿映画の印象が強烈すぎて

金さんの映画が頭に入って来ない。。

けれど、

最近の情報がアリアリと映し出されている。

今は、韓国の政権も日本の政権も変わり、

韓国での「街宣」の周辺も変わってきている。

が、我々とおばあさんたちは変わらない。

 

慰安婦おばあさんたちを撮った映画は

個性豊かだ。

 

宋神童さんは、かわいい人だった。

そして逞しい人だった。

「裁判はバッタが飛ぶようだった」

という形容の仕方には

ユーモアなセンスを感じた。

貧しさをモノともせず、

日本に根を張り、

日本語の歌で、いつも歌って踊っていた。

なのに、

韓国の歌が歌えない。

忘れてしまったのだ・・

その悲しみはいかばかりだろう・・

どんなにどんなに、

故郷に帰りたかっただろう・・

 

金福童さんは、

りりしく美しい人だった。

90歳を過ぎても

韓国・日本を、

街宣と講演に奔走した。

コンゴ・ベトナム・ナイジェリアの

性暴力被害者女性たちの支援のために

基金を作った。

日本の朝鮮学校にいる生徒たちのために

奨学金を立ち上げた。

 

橋下徹が

「戦争があれば慰安婦はアタリマエだ。

軍隊に慰安婦があるのはアタリマエだ。

売春婦でないと言うなら、

証拠を持ってこい」

という暴言を吐いた時、

「わたしが証拠だ」

と、橋下に面会を求めたのも

金福童さんだ。

橋本はこの発言のせいで支持率が下がり、

世界から批判を浴びた。

当然だよね。

 

 

下、「終わらない戦争」「カタロゥガンーロラたちに正義を」問い合わせ・レンタル

 

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下、「慰安婦」「徴用工」関連資料は

こちらにまとめました。