上野千鶴子先生、「情熱大陸」に出演なされたのですか!!

知らなかったなあ。

ああ、見たかったなあ。

男尊女卑主義者はジダンダ踏んで悔しがるね。

先日、下のNHKの番組について書いたけど

なかなか深いテーマなので、書ききれなかったので続き。

「女性・婚外妊娠・十代の妊娠」と女性支援について。

伊藤野枝と男性差別な日本の歴史については

先日なんとか書けた。

上野先生の最近の著書も紹介しました。

前編は下から。

その中に、

「横のつながりは容易くできるが、

縦のつながりー-貧富の差や

社会的階層の差を越えたつながりは

難しい」

というようなことが述べられた。

 

似たような収入や学歴ならその集団に入りやすい、

だけど、

いわゆる「階層」が異なる人、

特に「貧困層」との連帯が難しい。

 

すごく感じます。

 

昭和時代 「婦人支援員」という、

「売春」をしている女性たちの

更生をしている公務員の著書を持っています。

もうシミだらけで色が変わっているその本は

「縦の絆」

のヒントになり、

貴重です。

 

女性たちがなぜ売春を仕事に選んだのか?

それを知り、

未だにそういう女性たちの存在を許す現代日本を

知ることにも重要です。

「閉じられた履歴書」

という本です。

https://www.amazon.co.jp/%E9%96%89%E3%81%98%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%9F%E5%B1%A5%E6%AD%B4%E6%9B%B8%E2%80%95%E6%96%B0%E5%AE%BF%E3%83%BB%E6%80%A7%E3%82%92%E5%A3%B2%E3%82%8B%E5%A5%B3%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE30%E5%B9%B4-%E5%85%BC%E6%9D%BE-%E5%B7%A6%E7%9F%A5%E5%AD%90/dp/4022557397

ネットで探したら、まだ売っているということですが、

絶版寸前です。

大事な内容なのでぜひ再販できたらと思います。

 

しかし、婦人相談員でも

女性たちから心を許してもらうのは

並大抵ではなかった。

 

仕事であっても、

そして使命感があっても困難なこと。

 

仁藤さんがそれをやってのけたのは

やっぱり凄いことだと思いました。

 

「慰安婦」の人々を取材する際も、

最初は怒鳴られた、

そして土下座した。

ということを聞きます。

 

そうであっても現在では

多くの日本人とも

つながりができた。

それでも

ドキュメンタリー映画の撮影中に

怒りをぶつける女性もいる。

そういう苦労の末に記録を残した、

先人たちとそのお仕事に

頭を下げます。

 

わたしも

「できること」を

していくしかできません。

すでに一歩二歩先を行く人たちの

後をついてゆくしかありません。

 

ただ、私自身も

サバイバーで緘黙症だったので

体験を共有できる人や

お役に立てられる人も

いるやもしれません。