中国の女子テニス選手が行方不明になっているという。

最初は「不倫」という話だったが、

「性関係強要」を受けて「愛人にされた」というのが実際らしく、

「性暴力事件」「女性の人権問題」として

ヨーロッパ系のテニス団体や アメリカも抗議行動を起こしている。

 

性暴力だけでなく、言論の禁止や行動制限も受けているようで、

生命の危険もあるかと、欧米は心配しているようだ。

 

「日本のフェミニストはなんでこういう時に行動しないのか」

と、なぜかミソジニスト(女性憎悪・差別主義者)がアメブロで

フェミニスト攻撃を仕掛けているが、

それはおかしなことだ。

 

その言いぐさは、まさにレイシストが

「慰安婦問題」などの性暴力問題(まさに監禁問題だ)をこちらが

発言すれば「ウイグルガー」「ライダイハンガー」と

言い返してくるのと同じものだ。

フェミニストが非難される筋合いはない。

 

温泉娘騒ぎを、仁藤さんが仕掛け人かのように

ことさらに言い立て、フェミニスト叩きに使っているのと同じものだ。

 

そして、日本のフェミニストはもう行動している。

そんな、目につく事件が起きる前にもう行動している。

 

日本の性暴力事件と戦っている。

 

けれど、邪魔をしているのが、

本来 「味方」であるべき 「日本の法律制度」と

日本人自身の 「セカンドレイプ」と「中傷・脅迫」だ。

日本政府と日本の政治家は、日本の性暴力被害女性に

これだけ親切にしてくれない。

自民党は、中国叩きにこの事件を使うだろうけど、

日本女性が 国内で性暴力被害にあっても

ここまで一生懸命にはしてくれない。

 

女性は、

フェミニストも含めて、

国内で これだけ苦労している。

外国にまで誰が出張しろというのか?

 

日本のフェミニストに行動してほしいなら、

日本国内の日本人の男が

フェミニストを中傷しないで 協力してほしい。

フェミニストはむしろ、男性たちを待っているのだ。

 

・・・・・・

もうひとつの理由は、

フェミたちは、一般的な人権問題についても 

一緒に活動していることが多い。

生活保護問題とか、外国人労働者の問題とか

外国人差別とか。朝鮮学校無償化とか。

その中には 中国人もいるのだから。

中国について批判することは、「日本での少数弱者」である彼たちを

傷つけることにもなるから。

「中国」と口にすれば、

「中国の一部の悪い人」だけを

意味しないこともある。

「中国は悪い」

と言われて、気持ちがよい中国人はいない。

・・・・

 

その他の理由として

事件の全貌が見えにくいことである。

 

ウイグル問題も、天安門事件も、

中国の報道規制もあり

そして 欧米式正義感によるバイアスもあり、

真実がわかりにくい。

うっかり手を出したら、

それこそ「中国共産党の一派の思うツボ」だったり、

「欧米の勢力争いに手を貸しただけ」

ということもある。

 

だから「団体」としては 動きにくい。

・・・

しかし、個人としては可能だ。

もう行動している人もいるはず。

わたしもそのひとりだ。

わたしは今年から、事件が解決するまで

天津甘栗を食べない。

ささやかな抵抗であり、抗議だ。

 

 

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下、日中合作映画 「安魂」公式HP。

中国の著名な作家の実体験で、小説を映画化。

来年、岩波ホールで1月15日より。以降は全国で上映。

 

あらすじ。成功した著名な作家である父親は、

独善的な性格で、自分の信じたことが正しい道と疑わなかった。

が、一人っ子政策の渦中で生まれた一人息子が 29歳で

亡くなった。「父さんが好きなのは、自分の心の中の僕なんだ」

という、息子の言葉を心に、息子の本当に生きたい道は何だったのか

と問う。。。

 

監督は、実写版「火垂るの墓」 「こどもしょくどう」の日向寺太郎さん。

 

監督の言葉が、聖教新聞12月5日に載っていました。

 

「来年は、日中に関していろんな報道があると思います。

それは、国と国との関係で、(中略)対して、この映画は

文化の交流です。

『中国』という言葉から 思い浮かべる抽象概念でなく、

『こういう家族が生きている国だ』 ということを

具体的に知ることで 親近感や、あるいは

反発心であっても、何かしら感情が生まれてくる。

それが この映画が持っている一番の強みだと

思います。

お互いを 政治だけで見るのではなく、

人間や家族で見る。

それがだんだんと 大きくなって

国と国とのつながりになる。

私は そう思うのです」

 

 

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下、MISIAが中国の番組で、フルオーケトラで歌う

中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」。

悪いイメージばかりが伝えられる「中国」と「中国人」だが、

このような映像は、日本になかなか伝えられない。

紅白歌合戦のゲストとして出演した 北島三郎さんが

「ボクたちは日本のために歌っていたが、

若い人たちは 世界のために歌っている」

とおっしゃった。

まさにそれを表すような 画面ですね。

 

 

 

 

 

女性ホームレス・性搾取・性暴力被害・予期しない妊娠、

十代女子の支援をしている 仁藤夢乃さんの団体

Colaboの連絡先

上のリンクをクリックすると、公式HPに飛びます。

 

コロナ問題で困窮している方がたへ。女性のホームレスや自殺が増えています。

食べ物すらないという方は、「フードバンク」やNPO法人「もやい」に連絡してみてください。

そこまでの困窮でしたら、生活保護は受給できます。貯金や家があっても、キチンと伝えれば大丈夫です。

 

奪い合えば足りなくなる。与え合えば余る。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

女子中学生の居場所。名古屋。

megumihouse

https://profile.ameba.jp/ameba/meguru-house/

 

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日本人慰安婦の話(美輪明宏)と元日本軍慰安婦に関する正確な知識 (kajipon.com)

 

「だい」さんのブログに続く。。

有馬哲夫早稲田大学教授を批判する | 加害者の孫を生きる ~日本軍「慰安婦」問題のこと、その他のこと (fc2.com)

 

:::ヘイトでない、右派でない、人種・民族・国籍差別や女性差別でない、性暴力被害者と

人身取引被害者側に立つ 「慰安婦問題」 資料サイト

 http://fightforjustice.info/

「慰安婦問題」の全貌と真実がわかる映画「ロラたちに正義を」「終わらない戦争」は名古屋・旧日本軍被害者を支える会が無料貸し出しをしています。